2024年2月21日 更新

【体験談】ママも辛い!「上の子可愛くない症候群」の乗り越え方

次女を出産後、長女の赤ちゃん返りが始まり、筆者は長女を可愛く思えない時期がありました。そんな自分も嫌で、毎日が辛かったです。今回は「上の子可愛くない症候群」の乗り越え方を、体験談とともにご紹介します。

「上の子可愛くない症候群」とは?

「上の子可愛くない症候群」とは、下の子が産まれて、それまで可愛く感じていた上の子のことを、可愛く思えなくなることをいいます。特に、上の子が幼児期である場合によくみられるといわれています。医学的な病気ではなく、多くの人が経験することから、症候群と名付けられているそうです。

ママだけが感じるわけではなく、パパが感じることもあるのだそうで、原因は特にないといわれています。下の子に手がかかるため、上の子がママやパパにわざとワガママを言ったり、下の子に意地悪をすることが増え、それによって上の子を可愛く思えなくなることが多いようです。

筆者も、次女を出産してしばらく経った頃、長女のことを素直に可愛いと思えなくなっていることに気が付きました。次女に授乳をするタイミングで、毎回わざとトイレに行きたいという長女に、イライラして冷たくしてしまうこともありました。そんな自分にも嫌気がさして、余計に気持ちがどんよりとすることも多かったです。

「上の子可愛くない症候群」の乗り越え方

上の子が小さかった時の写真・動画を見返す

上の子が赤ちゃんだった頃の写真や動画を見返すと、「上の子もまだまだ小さいんだな」と思うことができます。筆者も、次女が産まれたことで、長女に対して「お姉ちゃんになったんだから」と勝手に期待してしまっていたように感じます。

しかし、長女もまだ3歳。出来ないことのほうが多くて当たり前なのです。長女の3年間の成長記録を写真や動画で見返すことで、そうした気持ちを取り戻すことができ、長女に優しく接することができました。

上の子と2人きりの時間を作る

上の子を可愛くないと思っていたとしても、2人きりで過ごす時間をもつことが大切かと思います。ママを独占できるため、上の子も普段より良い子なことが多く、楽しく過ごせるかと思います。
筆者も、休日に次女を夫に任せて、長女と2人で散歩や買い物に行くようにしていました。次女が産まれて以降、ワガママが増えていた長女でも、筆者と2人きりの状態だと以前のように素直に過ごしてくれました。出かけることで、ママ自身も気晴らしになるので、おすすめの方法です。

ママがリラックスできる時間をもつ

筆者もそうでしたが、気持ちに余裕がないため、上の子に対してイライラしたり冷たい態度をとってしまっていました。寝不足が続いたり、体がしんどい時は、気持ちにも余裕がなくなってしまうかと思います。そのため、夫や祖父母、民間や行政のサービス・制度を使って、ママが休める時間をとることが大切です。
筆者も、夫の帰りが早い日は寝かしつけを頼んで1人でゆっくり過ごさせてもらったり、一時保育に長女を預けて、次女とお昼寝をする日をもつようにしていました。昼寝をするとその分家事は捗りませんが、すっきりできて気持ちに余裕が生まれるため、むしろその後はいつもより効率よく家事ができたように感じました。

自分を責めない/信頼できる人に相談する

上の子を可愛く思えないと、ママ失格であるような気がして、筆者もよく自己嫌悪に陥っていました。しかし、案外同じように悩んでいる人は多いものです。筆者も、信頼できる友人に相談したところ、彼女もまた同じように悩んだ経験があることを知りました。
「自分だけじゃないんだ」と思えますし、自分の胸の内を誰かに話すだけでもスッキリすることができます。夫や実母、実父、きょうだいなどに話してみるのも良いですね。また、実際に誰かに相談するのが難しい場合には、SNSやブログなどを利用するのも一つの方法かと思います。
自分を責めて気持ちが落ち込むと、物事を前向きに捉えることができず、上の子にも優しく向き合えなくなります。自分を責めずに、「こんなこともある」と思って過ごしてみてくださいね。
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この記事のライター

nao nao

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