2024年4月12日 更新

【バイリンガル育児】外国で子育てしていて感じるメリットやデメリットはある?

我が家は現在フランスに住んでおり、子ども達を多言語の環境で育てています。その中で筆者が感じている「メリット」と「デメリット」をまとめました!

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我が家は4人家族で、フランスに住んでいます。子どもは上が女の子で現在CE1(小学校2年生)、下が男の子で2歳7ヶ月です。

私は日本人、夫は中国人のため、日常生活では日本語、中国語、フランス語の3ヶ国語が飛び交う環境で子どもたちは育っています。小さい頃からバイリンガル育児をしている上で、メリット・デメリットを感じることが少なくありません。

そこで今回は、筆者が普段感じているメリットとデメリットと、リアルなバイリンガル育児の様子をお伝えします。バイリンガル育児についての参考にしていただけると嬉しいです。

我が家のバイリンガル育児!普段どんな風に話している?

娘(小学校2年生)

現地の学校へ通っているため、授業はフランス語で習っています。あまり多くないですが、英語の授業もあります。

また、同じ学年に日本人と中国人の女の子がいるため、その子達とは休み時間などに、それぞれ日本語と中国語でも話しているみたいです。
家では、日本人であるママとは日本語で会話して、中国人のパパとは中国語で話しています。ただ、娘は現在フランス語で話すのが1番ラクなようで、家の中でもフランス語で話すことがあります。

息子(2歳7ヶ月)

保育園が決まらず、現在は筆者が在宅で仕事をしつつ面倒を見ています。

娘の場合と変わらず、ママは日本語で、パパは中国語で話しかけています。現在は、ママと一緒にいる時間が多いため、会話はほとんど日本語ですが、中国語でも言えることは、パパに対して中国語で言うなど、2つの言語を使い分けて会話しています。

フランス語は、お姉ちゃんが話しかけたりテレビで見たりして、いくつかの言葉が分かる程度です。

ママが感じる、バイリンガル育児のメリットは?

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■生まれながらの多言語環境により磨かれた判断力

娘は生まれた時から多言語の環境のため、日本語、中国語、フランス語の3ヶ国語が飛び交う中でも自然と誰が何語を話すのかすぐに判断して使い分けができています。

■新しい言語への抵抗感のなさ

学校で英語の授業がありますが、娘を見ていると新しい言語を学ぶのに抵抗がないように感じます。

■補習校のおかげで勉強が習慣化された

週末は日本語の補習校に通っており、そこで友達と楽しく過ごしています。フランスの小学校ではテスト順位の発表がない一方、補習校では順位が発表されるため、娘はやる気になって家での勉強が習慣化しています。

デメリットはある?

■どの言語も中途半端になってしまう可能性

娘の場合、幼稚園時代は他の子に比べてフランス語のレベルがかなり低かったことは否めません。現在はだんだん追いついてきたものの、単語数はまだまだ少ないのが課題です。

■多言語環境が故の言語ジェンダー問題

「海外育ちあるある」としてたまに聞きますが、普段日本語で会話する相手が母親など女性のみの場合、男の子の話し方が女性っぽくなりやすいことがあります。この問題を解決するためには、親が話し方を意識しないといけません。

■学習環境のサポートが必要

学校で学ばない言語に関しては、会話はできても読み書きができないという問題があります。
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この記事のライター

Mei Mei

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