2024年9月20日 更新

長女が可愛くなくて苦しい…私が「上の子可愛くない症候群」を乗り越えた方法とは

次女を出産後、長女の赤ちゃん返りが始まり、筆者は長女を可愛く思えない時期がありました。そんな自分も嫌で、毎日が辛かったです。今回は「上の子可愛くない症候群」の乗り越え方を、体験談とともにご紹介します。

「上の子可愛くない症候群」になりやすいママの特徴

「上の子が可愛くない」と感じてしまうママには、いくつかの共通点が見られます。

・完璧主義な傾向がある

完璧主義な傾向があるお母さんは、自分自身にも子どもにも厳しい基準を設けてしまうことが多いです。上の子に対しても、「良い子でいて欲しい」「もっとしっかりして欲しい」と、常に理想的な言動を求めてしまうと、ちょっとした失敗や反抗ですぐにイライラしてしまうことがあります。

・周囲に頼ることが苦手

周囲に頼ることが苦手なママは、ついつい大変なことも一人で抱え込んでしまう傾向があります。二人育児は、特に体力的にも精神的にも負担が大きいため、 我慢を抱え込んだままではイライラが募って爆発してしまうこともあるでしょう。このような傾向がある場合は、意識的に周囲の助けを借りることが大切です。

・育児の疲れやプレッシャーを感じている

二人育児は、一人っ子育児とは比べものにならないほどのプレッシャーが伴います。そのようなプレッシャーの中では、物事が思い通りに進まないと、些細なことでもイライラしたり落ち込んだりしてしまうことがあります。こうした精神的・肉体的疲労から、上の子の反抗的な態度や、自分でできるのに甘えようとする様子を受け入れられなくしてしまうことがあるのです。
もしも些細なことでイライラしている自分に気が付いたら、「今、私は疲れてるんだ」と、まるで第三者が自分を見ているかのように、今の自分を客観視してみましょう。そうすることで、自分の感情をコントロールしやすくなり、対処法を見つけやすくなりますよ。

「上の子可愛くない症候群」が再発するのは自然な現象

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一度落ち着きを取り戻しても、何かのきっかけで「上の子可愛くない症候群」が再発してしまうことがあります。筆者の場合も、幼稚園入園を機に、また「長女が可愛い」と思えなくなった時期がありました。

長女は入園してから、幼稚園で頑張っている分、家の中ではワガママ放題になり、今までできていた着替えや食事、トイレも「一人でできない」と言うことが増え、幼稚園から帰宅した後は長女の機嫌に振り回される生活が始まったのです。

筆者や夫と遊んでいるときでさえ、少しでも自分の思うようにならないと癇癪を起こして泣き喚きます。また、次女に対しても頭をコツンとしてイライラをぶつける行動が見られるようになりました。このように、毎日毎日長女に振り回されてしまったことが、「上の子可愛くない症候群」の再発してしまった原因です。

「上の子可愛くない症候群」は、子どもや親の環境の変化・心理的余裕の無さによって何度も繰り返して起こるもです。ママやパパは、このような感情がぶり返してしまうことに罪悪感を感じるかもしれませんが、「上の子可愛くない症候群」の再発はごく自然なことであるということを知っておいてください。

まとめ

「上の子可愛くない症候群」は、多くの場合、一時的な現象であることが多いものです。 パパやママのせいでも、ましてや子どものせいでもありません。どうか、自分を責めすぎないでくださいね。

筆者は、次女を出産後しばらくの間、今回ご紹介した対処法を実践しながら、気が付いたらいつの間にか、上の子も以前と同じように可愛く思えるようになっていました。

子育ては一瞬だと、先輩ママからよく言われます。子どもが小さい内は、大変なことも多いですが、一つずつ乗り越えながら、いつか振り返ったときに「そんなこともあったね」と懐かしく思える日がくると良いですよね。

筆者の体験談が、どなたかのお役に立てば幸いです。

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nao nao

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