2019年8月30日 更新

女性に嬉しいデトックス効果あり♡「薬草」を食べて疲れやすい身体に栄養補給しよう!

「薬草」で栄養補給して健康&快腸を目指そう!

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1月7日の朝に、「七草粥」を食べる風習がありますよね。
これは、「人日(じんじつ)」の日に行われる「人日の節句」の行事で、五節句※のひとつです。

※五節句……江戸幕府が定めた式日で、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽

人日とは文字通り "人の日"という意味で、中国の前漢の時代に、元日は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人の日としてそれぞれの占いをたて、8日に穀を占って新年の運勢をみていたことに由来しているそうです。

さらに唐の時代には、人日の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願うようになったんだそうです。

この風習が日本に伝わったのは、奈良時代。年のはじめに若菜を摘んで食べ生命力をいただく「若草摘み」という風習や、7種類の穀物でお粥を作る「七種粥」の風習などと結びつき、「七草粥」に変化。
そして、江戸時代に「人日の節句」(七草の節句)として五節句※のひとつに定められると、人々の間に定着していったそうです。

そんな七草粥は、1月7日に「春の七草」としていただきます。

春の七草

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■芹(せり)…水辺の山菜で香りがよく、食欲が増進

■薺(なずな)…別称ペンペン草。江戸時代にはポピュラーな食材

■御形(ごぎょう)…別称は母子草で、草餅の元祖風邪予防や解熱効果

■繁縷(はこべら)…目によいビタミンAが豊富で、腹痛の薬にも

■仏の座(ほとけのざ)…別称タビラコ。タンポポに似ていて、食物繊維が豊富

■菘(すずな)…蕪(かぶ)のこと。ビタミンが豊富

■蘿蔔(すずしろ)…大根(だいこん)のこと。消化を助け、風邪の予防にも
7日といえば松の内(一般的には1月1日~1月7日)の最後の日。
七草粥が定着した背景には、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあり、この日に七草粥を食べることで、新年の無病息災を願うようになったそうです。

薬草でデトックス!

夏の疲れやすい体に、スーパーでも簡単に手に入る薬草で栄養補給して、健康&快腸を目指しましょう!
◼︎ほうれん草
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老化を促進する活性酸素を除去する働きのあるベータカロテンが100gあたり、4200μgも含まれており、厚生労働省が定めた緑黄色野菜の定義:100gあたりカロテン600μgを大きく超え、トップクラス!
他に血液をきれいにするといわれる葉緑素、造血作用のある葉酸や鉄分を多く含み、ビタミンCもあるのでベータカロテンと共に免疫力を高めてくれます。
◼︎紫蘇
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紫蘇の葉は漢方でも生薬名を紫蘇葉(しそよう)または蘇葉といい、咳を抑え、解熱、発汗などの効果のある成分を含んでいます。
暑くて食欲が落ちたり、体力消耗しやすいこの時期にぴったりの薬草です。

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この記事のライター

ひまわり ひまわり

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