2019年8月30日 更新

産後のママは不調がいっぱい!何とかしたい『産後の体重・体型戻し』

お産は女性にとっての一大イベント。妊娠・出産により、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかっています。産後のママの何とかしたい悩み、『体重・体型戻し』についてまとめました。

産後のママは、赤ちゃんのことで頭がいっぱいで、自分の体のことは後回しにしてしまいがち。
けれど、産後は女性の体の大きな節目ともいえる大切な時期です。
疲れが取れない、気分が落ち込んでしまうなど、産後の体と心の変化に不安や戸惑いを感じているのに、体調を無視して頑張りすぎると後々まで体調を引きずることも…。

お産は女性にとっての一大イベント。妊娠・出産により、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかっています。
産後のママの何とかしたい悩み、『産後の体重・体型戻し』についてまとめました。

思ったほど体重・体型が戻らない…

妊娠前はそれなりにメリハリボディを保っていたのに、産後は体型が崩れたと感じるママも多いのではないでしょうか。

妊娠中は、「赤ちゃんが生まれればすぐ本来の体重・体型に戻れる」と多くのママがイメージしているようですが、赤ちゃんの体重は約3kg、胎盤や羊水など胎児の付属物は1〜2kgなので、出産直後のママの体重は実際には4〜5kgしか減りません。
母体の回復や授乳に使うエネルギーで、その後もある程度体重は減少しますが、気をつけないとオーバーした体重はそのまま蓄積されることに…。
さらに、年齢とともに基礎代謝量も落ちて、筋肉も減っていきます。
産後太りからそのまま中年太りに突入、なんてことにならないように気を引き締めて体重・体型を戻していきましょう。

産後半年までがチャンス!

妊娠中に大きく変化した体は、産後は元に戻ろうとする自然の力が働きます。体重・体型もその1つです。
産後3ヶ月までに急激に戻っていき、その後はゆるやかになり、産後6ヶ月以降は体重も体型もほぼ落ち着いてしまいます。

この産後の6ヶ月間を上手に利用して、体重・体型を無理なく戻していきましょう。
また、産後6ヶ月以上たっているママも、今まで何もしなかったからもう手遅れ、ということはありません。
これまで脂肪を増やしてきた「太る習慣」を見直して、生活の中に無理なく運動を取り入れていきましょう。

体に負担をかけずに、無理なくゆっくりと

産後太りを気にして、極端に食事を減らしたりダイエットフードに頼るママがいますが、無理なダイエットは体脂肪だけでなく筋肉や骨の量まで減らし、育児に必要な体力を奪います。
また、急激に体重を減らせばホルモンのバランスも崩れて、無月経などのトラブルにも繋がります。
まず、自分の標準体重を知って、太りすぎの人は1ヶ月に1kg減のペースで無理なくゆっくりとダイエットしていきましょう。
授乳中はお腹が空きますが、油分の多い食事や乳製品、甘いものの食べ過ぎはカロリーオーバーになるだけでなく、乳管が詰まりやすくなるので要注意。
ビタミンやミネラルをたっぷり取り入れた和食メニューを中心に、バランスよく食事をとりましょう。
また、授乳中は水分を多めにとったほうがよいのですが、缶コーヒーやジュース類は糖分が多く含まれているので、ウーロン茶や緑茶など無糖の飲み物がおすすめです。
このように、産後はカロリーオーバーになりやすい食習慣を見直すだけでも、体重増加にブレーキがかけられます。
26 件

この記事のライター

元気ママ公式 元気ママ公式

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧