2021年4月11日 更新

長く愛されている作品だからこそ読んであげたい!人気ロングセラー絵本【3歳~5歳編】

読み聞かせの絵本どれにしようかな?と迷ったら、ぜひ1冊は手に取ってほしい!今も愛され続けている、小さなお子さん向けのロングセラー絵本12作品をご紹介します。

わたしのワンピース

わたしのワンピース|西巻茅子

1,210
空から落ちてきた真っ白い布で、うさぎさんが作ったワンピースはとっても不思議。お花畑を通ると花模様に、雨が降ると水玉模様になって…。日本を代表するファンタジー絵本のロングセラー。
ふわふわって落ちてきたまっしろなきれで、うさぎさんはミシンをカタカタさせてワンピースを作ります。ワンピースを着てお散歩に出かけると、お花畑や雨の中などの行った先々のものの模様にワンピースが変わっています。まるで着せ替え人形のように可愛い模様を纏っていく様子や、「ラララン」「ロロロン」と繰り返すリズムも楽しい絵本です。

ちいさなねこ

ちいさなねこ|石井桃子

990
子ねこが外へとび出しました。外には、危険なものがいろいろ待ちうけています。常に外へ、広い世界へ、冒険へとむかう幼いものの姿を的確にとらえた絵本です。
好奇心お旺盛な小さな子猫。外の世界へには子どもや自動車、犬、子猫にとっては危険なものがたくさん!ハラハラ・ドキドキしながらお子さんも子猫と一緒に冒険しているような感覚になれそうですよね。最後はお母さん猫が助けにやってきてくれます。思わず撫でたくなるリアルなイラストも◎。

かばくん

かばくん|岸田衿子

990
動物園のかばの1日を、簡潔なことばと美しい絵で描いた絵本。幼い子どもたちに最適です。欧米でも翻訳出版され高い評価を受けています。
同級生で親友である詩人・岸田衿子さんと絵本作家・中谷千代子さんの動物園の「かば」と「カメ」の日常を描いた魅力的な作品。1日の流れをゆったりと描いて、ユーモアのあるリズミカルな詩とあたたかい絵がお子さんの心を掴むはずです。

すてきな三にんぐみ

すてきな三にんぐみ改訂版|トミー・ウンゲラー

1,320
宝集めに夢中だった三人組の大盗賊が、ひょんなことから全国の孤児を集め、お城をプレゼント。
タイトルと表紙がミスマッチなところがまず惹かれる、トミー・アンゲラーの代表作。黒マントに黒い帽子の怪しい三人組。三人の正体は泥棒なのです。お金持ちの馬車襲っては、お宝を盗んでいきます。

ところが、次に狙った馬車の中には孤児のティファニーちゃんが。ティファニーちゃんとの出会いで、三人組の人生が大きく変わっていくのです。色んな感想が出ると思いますが、悪人たちがどう変わっていくのかをお子さんと一緒に読んでみてください。

だいくとおにろく

だいくとおにろく - 日本の昔話|松居直

990
川に橋をかけようとする大工とその川に住む鬼のユーモラスなやりとり、民話の語り口を生かした文章、日本の伝統的な美しい絵、すべてが子どもを満足させます。
村の人から大きな川に橋を架けて欲しいと頼まれた大工。流れの早い川を見て本当に作れるのだろうかと不安になっていると、そこに巨大な鬼が現れて……。岩手県の民話で、セリフもテンポがよく、また読み方を変えて読んでみると本当に面白い作品です。お子さんと一緒にママ・パパも昔話の世界に飛び込んでみませんか?
45 件

この記事のライター

レオママ レオママ

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧