簡単に気持ちの切り替えができる！ママのためのマインドフルネス習慣 (page 2)

「仕方ない」という考え方

そしてもう一つ、悲しい気持ちや怒りが落ち着かない時にできる対処法をお伝えします。

それは「仕方がない」と思うことです。「仕方がない」はとてもマインドフルネスな考え方です。
「仕方がない」「仕様がない」「対処法がない」という意味を持ちますが、「悲しんでいない」とか「イライラしちゃいけない」と無理に言い聞かせるのではなく悲しいものは仕方がないとそのまま放っておくことも大切です。

悲しい気持ちやイライラする気持ちはそのまま放っておいて、別のことに意識を向けてみる。するといい意味であきらめることができます。

子育てしながら「○○できない」と考えるとストレスがたまりますが、「子育て中は仕方がない」と開き直ってみる。そうすると滞っていた流れがスムーズに流れだし、新しい情報が入ってきたり、望んでいたものが手に入ったりといった新しい出会いが巡ってくるようになります。

マインドフルネス時間を日常に取り入れよう

外出できる時間が減って、生活様式が変わり、思っている以上に心と身体は疲れ切っています。一瞬の「幸せ」や「楽しい」気持ちではなく、常にいい状態でいるために、このマインドフルネス時間を日常で取り入れることをおすすめします。

目を閉じて初めは2分でも構いません。ゆっくり鼻から吸って、鼻の中を空気が通る感覚に意識を向けながらゆっくり鼻から吐いてみてください。

しっかりやろうとするのではなく、短い時間でも毎日続けることが大切です。正解や間違いはありません。自分の心にゆっくり触れる時間があればあるほど、目の前の小さな幸せを感じることができ、自分にも周りにも優しくできるようになります。

まずは手に持っているスマホを置いて、ゆっくり目を閉じることからはじめてみてくださいね。