2020年8月9日 更新

簡単に気持ちの切り替えができる!ママのためのマインドフルネス習慣

自分と向き合う時間を日常に取り入れて過ごす方が増えている今、ゆっくり自分の時間をつくれない子育て中のママでも、簡単に気持ちの切り替えができて、自分の心の落ち着きを取り戻す方法をご紹介します。

お家時間が多くなり、今まで忙しくてできなかった読書やお料理、ハンドメイドなど自分の好きなことで過ごしたいと思っていても、子育て中のママはゆっくり自分の時間をつくれないのが現実。

そこで今回は、簡単に気持ちの切り替えができて、自分の心の落ち着きを取り戻す方法をご紹介します。

ただ目の前のことに集中する”マインドフルネス”

最近よく耳にする”マインドフルネス”や”ヨガ”。自分と向き合う時間を日常に取り入れて過ごす方が増えています。

現代人の思考の8割はネガティブなことを考えているといわれています。疲れた・だるい・めんどう・休みたい・やめたい・急がなくちゃ・間に合わせなくちゃなど、気持ちをセカセカさせて過ごしている方がほとんどなのだそうです。

仏教の言葉で「人間に生まれてくるのは稀なこと」という言葉があります。人間に生まれてくることができたのに、毎日ネガティブなことばかりでは寂しいですよね。現代人の多くはマルチタスクの仕事が求められる一方で、本心では常に心地よさを求めています。

マインドフルネスは「ただ目の前のことに集中する状態」のことをいいます。瞑想することだけではありません。ご飯を丁寧にいただくことや、心地よく眠ることもマインドフルネスといいます。

マインドフルネスを取り入れることで脳の疲労が減って、集中力や創造力、幸福感などが高まることがわかっています。

まずは「気づく」ことが大事

道元禅師の教えにある「念起即覚覚即失」という言葉。これは「つらい気持ちを持っていることに気付きなさい。そういった気持ちに気付くだけで、それがだんだん消えていくから」という意味があります。気づかないと手放すことはできません。

次に「手放す」こと

問題やトラウマに気づいたときに見て見ぬふりをせず、「考えてもいい」「意識してもいい」と許してみましょう。

例えば「今度こそ失敗しないように」と考えれば考えるほど、人は意識してしまうもの。心を守るために見て見ぬふりを続けていると、手放すことができず心に不安が蓄積されます。心が苦しくなってしまいます。

別に考えてもいい、と自分を許すような気持ちでいることが大切です。

最後に「集中する」こと

集中しようと自分に言い聞かせるのではなく、とにかく目の前のことに意識を向けてみましょう。頭の中に雑念が浮かんできても「考えてもいい」と許し、もう一度呼吸を整え目の前のことに集中すること。

呼吸をしながら息を吐く吸うことに集中することでもいいですし、お料理しながらであれば目の前のお料理に集中し直し、心を整えてみましょう。

日常でできるマインドフルネス

マインドフルネス=「ただただ目の前のことに集中すること」
日常でできるマインドフルネスとして、以下のことを丁寧に取り組んでみてください。


・丁寧にお米を洗う
・丁寧に歯を磨く
・お水の音を感じながら食器を洗う
・お料理を時間をかけてつくってみる(煮物料理など)
・足に意識を向けていつもの道を歩いてみる
・感謝しながら眠りにつく
・丁寧に床を拭く
・お庭の手入れ(草むしり)
・靴を並べる
・○○しながらではなく子どもの話を向き合ってきいてあげる


他にもいつもの日常でマインドフルネスができることはたくさんあります。いつもバタバタやってしまっていることを、あえて時間をかけて丁寧に取り組んでいくと、心地よさや心の安定を取り戻ることができるようになります。
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