2024年4月24日 更新

【ポジティブ心理学】子育てママがネガティブ感情と上手に付き合う方法とは!?

ポジティブな感情ばかりの日々を送ることは難しいものです。この記事では、上手に気分転換する方法や、ネガティブな感情をも上手く受け入れ、付き合っていく方法をご紹介します。

生きていれば良いことも悪いこともあります。その日の天候や自分の体調によって、ポジティブ感情の日もあればネガティブ感情の日もあるでしょう。

ネガティブ感情が続くと憂鬱になってしまうこともあるので、ネガティブ感情とは上手に付き合いたいものです。ネガティブ感情との付き合い方について、「ポジティブ心理学」の考えをもとにご紹介します。

ネガティブ思考の堂々巡りから抜け出すには

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何か悩むことがあった時、頭の中で同じ考えや感情が繰り返し巡り、抜け出せなくなった経験はありませんか?ポジティブ心理学者 バーバラ・フレドリクソン博士は、この状態を「反芻(はんすう)」と呼んでいます。

“反芻”の意味を辞書で調べると、「繰り返し考え、よく味わうこと」と説明されていますが、今回の場合はネガティブな内容を繰り返し考え、味わってしまうことを示します。

まず自分がそのような状態になったら、“今、有害な反芻している”と自分自身で気付くことが大切です。

反芻に気付いたら次のステップ!ネガティブ思考の対処法は?

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以下の順番で対処していきます。

①一旦考えるのをやめる

②気分転換をする

③「今、思っている事はもしかしたら勘違いかもしれない。」などと、自分で自分の悩みに反論する

気分転換の行動の例

人によって好みや効果はそれぞれですが、以下のような方法があります。

・ウォーキング
・ジョギング
・軽い運動
・食べ歩き
・カラオケ
・好きなアーティストの曲を聴く
・好きなものを食べる
・仲が良い友達と話をする
・海や山などの自然と触れ合う
・動物と触れ合うために猫カフェや犬カフェなどへ行く


などです。

自分が夢中になれて、憂鬱な気分を吹き飛すことができればOKです。ただし、お酒やギャンブルに溺れてしまうのは、気分転換の範疇を超えていますので、お気を付け下さい。

充分に気分転換ができれば、ほぼ解決!?

充分に気分転換ができれば、自然と自分で自分の悩みに反論することができます。

例えば、「あの悩みは、時間が解決してくれるから、今は悩まなくてもいいのでは!?」とか、「あの悩みは自分の勘違いかもしれないから、もう考えないようにしては!?」などと考えられるようになります。

もしもそれができない場合は、気分転換が足りていない可能性があるので、再び気分転換をします。もしくは、悩みが深すぎて自分1人では解決できないほどのものかもしれません。そのような場合は、1人で抱え込まずクリニックなど専門機関へのご相談を検討しましょう。

次に、やり方のイメージが湧きやすいように、ストーリーにし、対処の仕方の例を挙げてみます。

例えば…

イメージしやすいように、具体的なストーリーを用いて、どのような状況でどのように対処するのかを説明します。

【主人公Aさん】
仲が良かったママ友のBさんの態度が、突然素っ気なくなり、悩むAさん。

いつもなら会った時にお互いに笑顔で挨拶して、少し雑談するのに、その日は素っ気ない挨拶だけのBさん。その姿を見たAさんは、「私、何かしたかしら?」と心配になる。

仕事中も、家に帰って家事をしていてもずっとその事で頭がいっぱい。3日間悩んでも解決しなかったので、「もう考えるのは止めよう!」と、大好きな海へドライブ。

その日は、海を眺めながら車の中で大好きなパン屋さんで買ったパンを食べながら過ごす。

その時に、ふと、「Bさんは、もしかしたら、疲れていたのかもしれない。私だって話をするのがきつい日もあるよね〜。しばらく、そっとしておこう!」と思えて気持ちが楽になった。

【完】

といった具合です。
気分転換の方法は、体調や天候によってできることは変わりますが、その日の自分のコンディションで決めていただければと思います。
Aさんの場合、大好きな海と大好きなパン屋さんのパンを食べたことで、大好きな場所と大好きな食べ物の2つを得たことにより、気分転換ができて、その結果、自然と、自分で自分の悩みに反論することができています。
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この記事のライター

おんぷ おんぷ

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