2024年9月12日更新

【動画＆レシピあり】ツラそうな赤ちゃんの便秘…！お家で柔らかくする方法7選

赤ちゃんのウンチがなかなかスムーズに出ない！傍にいるママに何が出来るでしょうか。今回はお家で出来る赤ちゃんの便秘解消の為の対処法をご紹介します。出来ることをして、赤ちゃんの笑顔を守りましょう！

お気に入り追加 0

通常、生後半年以内の赤ちゃんは、1日に2～6回うんちをする子が多いですが、ミルクを飲むたびにうんちをする子、1日1回でも十分な量のうんちをする子と様々です。

一人一人の赤ちゃんが違うように、“赤ちゃんの便秘”と一言でいっても、はっきりした定義はありません。大人もそうですよね。毎日出ている人が1日出なければ、その人にとっては便秘で苦しいのです。赤ちゃんも同じで、赤ちゃんが苦しそうかで判断しましょう。

具体的には・・・

■お腹が満たされ、睡眠もとれていて、おむつも綺麗だけど赤ちゃんの機嫌が悪い時
■うんちをする時に顔を真っ赤にして苦しそうに唸る時
■下腹部がパンパンに張っていている時
■母乳やミルクを飲む量が減っている時
■うんちがたくさん出ても、硬くておしりが切れてしまう時

こんな時は便秘を疑いましょう。

実は我が子も、病院に連れて行くほどではないまでも、産まれたときから慢性的な便秘に悩まされていました。そこで、家庭で行える便秘対策について、私の体験談を交えてご紹介します。

赤ちゃんのうんちが出ない原因とは？

可愛い赤ちゃんが苦しそうにしている姿は、見ているママも辛いものがありますよね。便秘になってしまう原因はさまざまですが、赤ちゃんの月齢や食事内容、生活習慣などが大きく関係しています。赤ちゃんのうんちが硬い原因を理解し、適切な対処法を知っておくことが大切です。

原因①月齢・年齢による便秘

赤ちゃんの消化器官は発達段階にあり、月齢や年齢によってうんちの状態も変化します。

例えば、新生児期は消化器官が未熟なため、うんちの回数や硬さが安定せず、ばらつきが出やすい時期です。生後1ヶ月頃は1日に何回も便が出ることもありますが、2～3ヶ月頃になると、腸で便を溜め込むことができるようになり、徐々に排便間隔が空いてきます。そのため、この頃から便秘になりやすくなる子も増えてきます。また、離乳食が始まると、うんちの回数や硬さが大きく変化するため、いきむ力が弱い子なども便秘になりやすいと言われています。

原因②ミルク・母乳の違い

母乳で育つ赤ちゃんは、人工乳で育つ赤ちゃんに比べてうんちが柔らかい傾向にあります。これは、母乳に含まれる乳糖やオリゴ糖が腸内環境を整え、便通をスムーズに促す効果があるためです。一方ミルクの場合は、ミルクの種類や成分によってうんちの硬さが異なることがあります。便秘が気になる場合は、医師や助産師に相談し、適切なミルクを選ぶようにしましょう。

原因③離乳食の内容

離乳食が始まると、赤ちゃんの消化器官は未発達なため、消化しにくい食材を摂取すると便秘になってしまうことがあります。特に、便秘によさそうなイメージの食物繊維がたっぷりの野菜（特に、不溶性食物繊維が豊富な野菜は要注意！）や、タンパク質を多く含む肉類は、消化に時間がかかるため便秘を悪化させる可能性もあります。

原因④運動不足

赤ちゃんは寝ている時間が長く、運動不足が便秘の原因となることも少なくありません。そこで、赤ちゃんのお腹周りを動かすために、ママが足を曲げ伸ばしするなどの運動をさせてあげましょう。また、ハイハイやつかまり立ちを始めるようになったら、部屋を広くして、自由に動き回れるようにしてあげることがおすすめです。体をたくさん動かすことで腸が刺激され、便秘解消につながります。