ママにとって朝は戦い!いつまでも寝ている子どもたちを起こし、朝食を食べさせ、幼稚園や学校に送り出し…と毎日目が回る忙しさ。小鳥のさえずりで目を覚まし、朝からヨガで体を目覚めさせるなんて夢のまた夢!と思いつつも、本当はそんな豊かな朝時間を過ごしたいと思っているママはきっと多いはずです。
実は筆者も、朝は長年バタバタ派でした。しかし最近、自律神経を整えることに目覚め、以来、豊かな朝時間を過ごすことが体のためにも心のためにも良いと知り、思い切って早起きに挑戦。これまでできなかった時間の使い方ができ、夢の「豊かな朝時間」を過ごすことができています。
そこで今回は、誰でも無理なくやってみたいと思える朝時間の過ごし方をご紹介!これであなたも毎日の生活に大きな余裕ができるかもしれません。
やっぱり早起きは体に良い!
朝起きてすぐに太陽の光を浴びると、脳内にある「セロトニン」という神経伝達物質の濃度が上昇します。また朝はドーパミンやアドレナリンといった脳内物質も大量に放出されるので、集中力も高くなり、効率的に物事を進められるという効果があります。よく「朝の1時間は夜の3時間に匹敵する」と言われますが、それにはこうした脳内物質の分泌という科学的な根拠が関係しているのかもしれません。
ちなみに朝セロトニンをしっかり分泌させることで、夜には自然に眠くなる作用を持つ「メラトニン」が分泌されるので、自然と規則正しい生活リズムが整っていきます。
ちなみに朝セロトニンをしっかり分泌させることで、夜には自然に眠くなる作用を持つ「メラトニン」が分泌されるので、自然と規則正しい生活リズムが整っていきます。
少しだけ早起きしたらやりたい3つのこと
豊かな朝時間を目指したいと思っても、急に2時間早く起きるなどという無理なことはしなくて大丈夫!ほんの少し早起きした時に、これをやると良い朝になるというたった3つのポイントをご紹介します。
①しっかり朝日を浴びる
先程もお伝えしたように、朝日をしっかり浴びることで脳内にセロトニンという物質が分泌されるのですが、実はこのセロトニン、私たちが健やかに日々を過ごすためにも非常に大切な物質なんです。というのもセロトニンは、同じく脳内から分泌されるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などをコントロールし、精神を安定させてくれる働きがあります。
逆にセロトニンが低下した場合、これらのコントロールがうまくいかなくなり、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック症(パニック障害)などの症状を引き起こすといわれています。朝起きたらまずはカーテンをしっかり開けて、朝日を全身で浴び、セロトニンを分泌させるようにしましょう。
逆にセロトニンが低下した場合、これらのコントロールがうまくいかなくなり、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック症(パニック障害)などの症状を引き起こすといわれています。朝起きたらまずはカーテンをしっかり開けて、朝日を全身で浴び、セロトニンを分泌させるようにしましょう。
②何もせずにぼんやり過ごす
せっかく早起きしたのに何もしないなんて!と思うかもしれませんが、1人静かに何もしない時間って意外と無いと思いませんか?家族が起きてきたらバタバタザワザワしてしまいますが、それまでなら静かな時間を独り占めすることができます。
この時に白湯などを飲んで体を温めながら過ごせば、今日やりたいことのアイデアや挑戦してみたいことが心に浮かんでくるかもしれません。数分でもいいので、朝のひとときに自分の心と対話してみてはいかがでしょうか。
この時に白湯などを飲んで体を温めながら過ごせば、今日やりたいことのアイデアや挑戦してみたいことが心に浮かんでくるかもしれません。数分でもいいので、朝のひとときに自分の心と対話してみてはいかがでしょうか。