2020年7月19日 更新

自分の人生における優先順位が変わった!コロナ禍の影響による価値観の変化とは

「優先順位を考えたい」「価値観が変わった」・・・withコロナ時代、主婦層における社会や環境に対する意識とコロナ禍の影響による価値観の変化とは

Q3.あなたの最近のライフスタイルについて、次のうちいちばん近い価値観はどれですか?ひとつだけお選びください。(単一回答)
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社会や環境に対する意識と消費の意思決定について聞いたところ、「価格が安く、自分にとって利点の多いモノやサービスを買いたい」(22.3%)よりも、「同じ価格なら、環境にやさしく社会的負担(海外での不当労働など)が少ないモノやサービスを買いたい」(33.5%)が大きく上回り、さらに「10~20%高くても、そうしたモノやサービスを買いたい」(27.9%)意見も上回りました。また、「そうした選び方をしたいが調べにくく疲れている」人は10.7%となり、情報や選択基準をわかりやすく提示することが求められていると思われます。
Q4.環境や社会問題への配慮、また少し先の未来について、あなたの気持ちや行動に近い選択肢はどれですか?あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答)
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「今の自分や家族にとって」という視点から、「中長期的な社会にとって」という視点へ、モノやサービスの選択基準が拡張しているのではないかという仮説の下、環境や社会的影響に対して、また次世代に対して感じることを調査しました。

すでに意識が顕在化している、エコやSDGsをテーマとする記事に関心があるとした層は26.9%でしたが、「難しい解説記事などは読まないが、環境や社会問題の解決について自分にできることはやりたい(エコバッグを使う、など)」(71.6%)と、自分のできる範囲では積極的に行動したい意識が全体の7割を占めました。

また、「使い捨てのモノ、ワンシーズンしか着ない服のような使用期間が短いモノを買わなくなった」(46.2%)、「若い世代が大人になる10年後、20年後に、負の遺産を残したくない」(44.7%)が次いで高く、エコ意識や”もったいない“意識の浸透、また次世代が生きる社会を考える中長期的な視点、利他的な視点が根付いていることがうかがえました。

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