2019年8月30日 更新

産後のママは不調がいっぱい!産後の不調ナンバー1『怠い・疲れ』のトラブル

お産は女性にとっての一大イベント。妊娠・出産により、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかっています。 産後のママの体に起こりやすい、『怠さ・疲れ』のトラブルについてまとめました。

産後のママは、赤ちゃんのことで頭がいっぱいで、自分の体のことは後回しにしてしまいがち。
けれど、産後は女性の体の大きな節目ともいえる大切な時期です。

疲れが取れない、気分が落ち込んでしまうなど、産後の体と心の変化に不安や戸惑いを感じているのに、体調を無視して頑張りすぎると後々まで体調を引きずることも…。
お産は女性にとっての一大イベント。妊娠・出産により、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかっています。
産後のママの不調ナンバー1、『怠さ・疲れ』のトラブルについてまとめました。

『怠さ・疲れ』

産後に起こる怠さや疲れやすさは、慣れない育児によるものと思われがちですが、それだけではありません。
妊娠・出産によって、体内の女性ホルモンの分泌量が激変したことも深くかかわっています。

女性ホルモンは、体調や気分にも大きく影響しています。そのため、女性ホルモンのバランスが崩れる時期は、様々な不調が起こります。

女性ホルモンが妊娠前の状態に戻るまでに2〜3ヶ月ほどかかりますが、母体が回復して女性ホルモンの状態が元に戻ると、こうした不調もいつの間にか消えていきます。
この時期に無理をしてしまうと、女性ホルモンの調子はなかなか元に戻りません。月経の再開が遅れたり、腰痛が残るなど、体調の悪さを引きずるママもいます。
母体を元に戻すことは、産後の大事な仕事の一つ。この時期はしっかりと養生をしてください。

無理をすると不調を引きずることに…

赤ちゃんが小さいうちは、授乳やおむつ替えなど、お世話人追われる日々が続きます。母体の疲れに睡眠不足や育児ストレスも加わって、産後は「人生の中でいちばん疲れているとき」かもしれません。

頑張り屋のママは、「赤ちゃんのお世話は私しかできないのだから」と、無理をしがちです。でも、ママが疲れて倒れてしまえば、赤ちゃんのお世話もできなくなります。赤ちゃんのためにも、自分の体をいたわってあげましょう。
何もかもひとりでやるのは無理があります。家族や周囲の人も巻き込み、家事や育児も大いに手伝ってもらいましょう。産じょくヘルパーや家事代行サービスを上手に利用するのもおすすめです。

女性特有の不調の我慢は禁物!

女性ホルモンのバランスが崩れるために起こる不調は、生理的なものなので我慢するしかないと思っていませんか?

そんなことはありません!低用量ピルを使ってホルモンのバランスを整えると、心と体に起こるつらい不調が解消されることが多いものです。また、女性特有の不調には、漢方薬も有効です。
その他、症状によっては産婦人科や女性外来でも不調を和らげる薬を処方しています。
産後は、育児に追われて自分の体のことを後回しにしてしまいがちですが、気になる症状があれば受診して、1日も早く元気を取り戻すようにしましょう。
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