2018年8月25日 更新

実は多くのママが悩んでいる!産後の気になる心のトラブル

産後、心が不安定な状態になってしまうママが多くいます。産後の気になる心のトラブルについてまとめました。

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妊娠・出産を通じ、ママのからだには大きな負担がかかっています。そして産後、心が不安定な状態になってしまうママが多くいます。今回は多くのママが悩む「産後の気になる心のトラブル」についてまとめました。

マタニティブルーズ

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産後、わけもなく涙もろくなったり、急に気分が落ち込むことを「マタニティブルーズ」といいます。妊娠中に多く分泌されていた黄体ホルモンや卵胞ホルモンの急激な減少、慣れない育児や産後の疲れが重なって起こるといわれています。

マタニティブルーズは、産後2~3日後から始まり、10日以内には自然に治まります。産後の沈みがちな気分は、多かれ少なかれ誰もが経験する生理現象のようなもの。あまり神経質にならず、パパや家族に甘え、マタニティブルーズを乗り切りましょう。

産後うつ

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さほど心配がいらないマタニティブルーズに対し、注意が必要なのが「産後うつ」です。産後うつは、産後1か月から3か月ぐらいの間に起きやすいといわれている“心の病気”。気分が沈んだり、不安や緊張が続いたり、必要以上に自分を責めたり、何をやっても楽しいと思えなくなるなどの症状があります。また、食欲不振、不眠などの身体的な症状も現れます。

特徴的なのは、赤ちゃんや育児に関する不安が多いことです。産後うつは軽度のものを含めると約1割のママが経験するといわれ、周囲の理解とサポートが必要です。

産後クライシス

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産後2年以内にパパとの関係が悪化し、急速に夫婦関係が冷え込む現象を「産後クライシス」といいます。主に、ママのパパへの愛情が急激に薄れることで起こります。

原因は大きく3つ、ホルモンバランスの変化によって敵対的感情が強くなること、赤ちゃん中心の生活にガラリと変わること、それらに対するパパの理解や協力が足りないことといわれています。

適切に対処しないと、お互いの心が離れ、離婚に繋がることもあります。産後の危機を乗り越えることで、夫婦・家族の絆はより深まります。事前に対策をして、円満で幸せな家庭を築いてください。

まとめ

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産後のママの心が不安定になるのはとても自然なことです。ママはひとりで頑張りすぎないこと、パパはママの心の変化を理解し、優しくサポートすることが必要です。


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