2017年8月19日 更新

産後のママは不調がいっぱい!妊娠中に増える『歯周病』のトラブル

お産は女性にとっての一大イベント。妊娠・出産により、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかっています。産後のママの体に起こりやすい、『歯周病のトラブル』についてまとめました。

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産後のママは、赤ちゃんのことで頭がいっぱいで、自分の体のことは後回しにしてしまいがち。
けれど、産後は女性の体の大きな節目ともいえる大切な時期です。

疲れが取れない、気分が落ち込んでしまうなど、産後の体と心の変化に不安や戸惑いを感じているのに、体調を無視して頑張りすぎると後々まで体調を引きずることも…。

お産は女性にとっての一大イベント。妊娠・出産により、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかっています。
産後のママの体に起こりやすい、『歯周病のトラブル』についてまとめました。

『歯周病のトラブル』

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妊娠中から産後にかけては、歯ぐきが腫れたり痛んだりと、歯のトラブルに悩むママが多く、その原因は「歯周病」です。
歯周病というのは、歯ぐきを支えている歯周組織が壊されていく病気で、歯の表面に付着した歯垢の中にいる歯周病菌が原因で起こります。
歯周病菌によって、歯ぐきに炎症を起こしている状態が「歯肉炎」です。歯肉炎が進んで、やがて歯を支えている骨にまで炎症が及んだ状態を「歯周炎」といい、これらを総称して歯周病といいます。
歯周炎まで進んでしまうと、歯ぐきから出血したり、膿が出て口臭がひどくなったり、歯がぐらついてきたりします。やがて、歯槽骨がほとんどなくなってしまい、歯が抜けてしまうこともあります。
この時点では、治療をしても歯を治すことは難しく、抜歯が必要になることも多くあります。

妊娠中に多発する歯周病

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歯周病というと、中高年がかかる病気というイメージがあるかもしれませんが、妊婦さんや産後のママこそ注意が必要です。妊娠中から出産後は、歯周病にかかる女性がぐんと増えるのです。
特に妊娠中は、「妊娠性歯肉炎」という病名もあるほど、歯ぐきが腫れたり、出血すするトラブルが起こりやすくなります。

健康な歯ぐきには、歯周病菌や毒素から体を守る免疫機構があって、いつも口の中をガードしていますが、外敵が優勢になった時は、それを阻止するために血液を集めて防衛力を強化します。
歯ぐきが赤く腫れるのはこのためです。歯ぐきの腫れは、歯と歯ぐきの間で細菌と免疫が闘っていることを体が教えてくれているのです。

この段階で歯科を受診し、ブラッシング指導や歯石除去など治療を受ければ進行が食い止められます。

歯周病の悪化には女性ホルモンも関与

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歯周病の第一の原因は、磨き残しの歯垢です。妊娠中は、つわりで歯ブラシを口に入れられなかったり、産後は育児疲れでオーラルケアが不十分になりがちです。
さらに、妊娠中と子育て期間に歯周病が増えるのは、女性ホルモンの影響もあります。
歯周病菌の中には、女性ホルモンを利用して成長する菌もいます。そのため、女性ホルモンの働きが活発になる妊娠中は、歯周病菌も増えてくるのです。
加えて、妊娠中の歯ぐきは女性ホルモンの影響を受けて炎症を起こしやすい状態になっているため、この時期は歯垢がそれほど多くたまっていない人でも、歯周病になりやすくなっています。
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