2020年5月13日 更新

悩めるプレママへ伝えたい!妊娠後期に意識してほしいポイント

さまざまなマイナートラブルが起こるようになる妊娠後期。切迫流産と切迫早産を経験した筆者が、少しでも我が子をお腹で育てるために、意識して行っていたことを紹介します。

おなかが大きくなりすぎて、自分の身体じゃないみたい…

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さまざまなマイナートラブルが起こるようになる妊娠後期。段々と訳の分からない「痛み」に悩まされていませんか?

かくいう筆者も、妊娠中おなかが大きくなるにつれ、自身の体の感覚がマヒしていくように感じていました。「このままではまずい…!」と思い、妊娠後期は3つのことを意識して毎日を過ごしていました。

膀胱炎にならないように気を付ける

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双子を妊娠中、切迫早産を経験した筆者。入院した際に、膀胱炎の診断を受けました。

膀胱炎が進んでしまうとちびちゃんズへの感染リスクも高まります。また、尿をためすぎると膨らんだ膀胱が子宮を圧迫し、早産につながるそうです。おしっこを我慢してよいことなど一つもないのです。
私が膀胱炎一歩手前になったのは、おしっこを我慢しすぎたことが原因だと思っています。もともと排尿回数も少なかったわたしは、つい尿意を感じても「この作業をあと少しやってから…」と後回しにしてしまっていました。

妊娠期間が進むにつれ、私の体は尿意を感じにくくなっていきました。切迫早産の診断が出ているのであまり動かないことも相まって水分もとりません。悪循環の結果膀胱炎一歩手前まで来てしまったと反省しました。

今あまり水分をとっていない方、排尿時にピリッとした痛みを感じている方、まだ間に合います。水分をこまめに摂取して、排尿回数を増やしてみてください。3時間に1回トイレに行く状態が理想だそうです。

腸活にチャレンジ

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お腹が大きくなるにつれ、困ったのは“便がでない”ことでした。便意がわからなくなり、そのうち便の出し方もわからなくなりました。どこに力を入れて良いのかわからなくなります。といっていきむのは切迫気味の私にはこわくてできません。

そこで取り組んだのは「便を柔らかくすること」と「便を溜めないこと」。いきむことが怖いので、よりスルッと出せるように工夫をしました。
① 便意がきたら何よりも優先してトイレに直行
② 酸化マグネシウム錠でやわらかい便に
③ オリーブオイルを摂取してスルンと出す
④ 水分は普段の1.5倍を目安に飲む
酸化マグネシウム錠は病院でも出されるお薬ですので妊婦さんでも飲むことができます。心配な方は医師薬剤師さんに相談してみてください。

オリーブオイルが腸活に良いという事は大学時代、栄養学の先生が教えてくれました。毎日摂取していると、何となく快調な気がして続けていました。

便秘も切迫早産につながりますので、病院では毎日便通の状態が管理されます。また便秘の痛みは下腹部痛にも似ていますので、妊娠後期に陣痛との違いをはっきりさせるためにも、早めから対策されることをおすすめします。

意識して休息をとる

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“ちょっとくらい大丈夫。”これが妊婦さんにとって、本当に意識して変えなければならないことだと思います。

「今日は調子が良いからすこしくらい重いもの持っても大丈夫」
「昨日はいけたからたくさん運動しても大丈夫」
「周りの人に頼むのは悪いしなぁ、自分でやってしまおう」

身体の調子は毎日変わります。ママの身体は劇的に変化しているのです。それを常に忘れてはいけません。ついお腹のことを忘れて動いてしまうと、明日、調子が一気に悪くなるかもしれません。

入院前の私がまさにそうでした。少しでもお腹に何かを感じたらゴロゴロする。毎日ゆったり過ごすことが一番です。
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この記事のライター

みかさ みかさ

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