2025年2月25日更新

妊娠中のこむら返りはなぜ起こる！？原因と対策・改善方法まとめ

妊娠週数が進むにつれ、起こりやすくなる「こむら返り」。実はこの症状、妊婦さんの約半数が経験する一般的な悩みなんです。その原因と対策をまとめました。

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突然ふくらはぎがつり、激痛が走る「こむら返り」。皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか？

特に妊娠中は、就寝中や朝起きてすぐ、体が横になっている状態で起こりやすく、痛みで目が覚めてしまうこともあります。私も妊娠7ヶ月頃から毎晩のように目が覚めるほどの痛みに悩まされました。ほとんどの場合は数分でおさまりますが、できるだけ起こらないようにしたいですよね。

そこで今回は、そんな「こむら返り」の原因と対策をまとめてご紹介します！

妊娠中にこむら返りが起こりやすくなるのはなぜ？

こむら返りとは、筋肉が自分の意思とは関係なく突然強く収縮する状態のことです。妊娠中、特に妊娠中期から後期にかけて、約3割～4割^※の方にこむら返りが起こりやすくなるといわれています。（※参考）

こむら返りの原因としては、以下のものが挙げられます。

☑ 体重の増加やお腹が大きくなることでの足への負担
☑ ミネラルバランスの乱れ
☑ 子宮の増大による血行不良
☑ 疲労や運動不足
☑ 水分不足と脱水

妊娠後期にもなると体重は、妊娠前と比べて6キロ以上増えていることも多いので足への負担が大きくなります。また、お腹の赤ちゃんに送る血液や栄養が多くなってくるため、血液が薄くなってきます。こういったことが原因で足がつりやすくなると考えられています。

妊娠中に起こりやすい時間帯と部位

妊娠中のこむら返りには、発生しやすい時間帯と部位があります。私自身も妊娠7ヶ月頃から、夜中に足がつって飛び起きる経験を何度もしました。一般的なこむら返りと妊娠中のこむら返りを比較すると、妊娠中は非妊娠時と比べて2～3倍発生頻度が高くなると言われています。

・夜間＆睡眠中
・長時間同じ姿勢を続けた後
・運動後

また、こむら返りが起こりやすい部位については、ふくらはぎ（下腿三頭筋）、足の裏（足底筋）、太もも（大腿筋）などです。

ふくらはぎがつったらどうすればいいの？

具体的に、突然足がつってしまった時の対処法をご紹介します。

足がつっているときは、ふくらはぎの筋肉が過剰に収縮してしまっている状態です。そのため、ゆっくりと筋肉を伸ばして緩めましょう。つま先を自分自身のほうへゆっくり曲げて伸ばします。

通常は数分すれば痛みは治まりますが、痛みがなかなか治まらない場合は幹部を温めると血流が改善され痛みが和らぎます。私はこむら返り予防のため、就寝前にフットバスで足を温めることを習慣にしていました。

なお、湿布や塗り薬は妊娠中に使えないものもあります。パッケージ裏の説明をよく読み、医師や薬剤師に相談するなどして使用することをお勧めします。

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