2019年4月11日 更新

寒暖差や新生活によるストレスで“春バテ”増加!? 春バテ対策のカギは自律神経にあり!

ストレスや不眠を緩和する緑茶のテアニンに注目!春バテに効果的な食材を使ったレシピもご紹介します。

春の不調原因は自律神経にあり!?

ウーマンウェルネス研究会が2017年に行った春の不調に関する意識調査では、20歳~59歳の男女629名の9割が春に何らかの不調を感じていると回答しています。原因として、「激しい寒暖差や春特有の環境の変化(ストレス)などで自律神経が乱れ、"だるい""イライラ""やる気がでない"などの症状が現れることがあります」と東京有明医療大学の川嶋朗教授は解説しています。

さらに、ウェザーニューズ気象病顧問アドバイザーで愛知医科大学客員教授・中部大学の佐藤純教授によれば、眠りを促すホルモン(メラトニン)の分泌量は、冬は午前7時頃にピークを迎えますが、春にかけて少しずつ早まります。しかし日の出はさらに早まるので、メラトニン分泌が活発な時間帯に目覚めてしまい、眠気が消えないまま1日がスタートするので午後になると睡魔に襲われたりする “時差ボケ”のような症状も起きるというのです。

また、ここに花粉症などの体質的要因が加わると、新生活によるストレスと花粉症によるストレスが重なり、精神的なダメージも受けやすくなるようです。

「春バテ」対策に効果的な方法とは?

春バテ対策には、自律神経を整え、交感神経と副交感神経の切り替えを適正かつスムーズに行うことが大切です。お手軽に取り入れられる方法でこの時期のだるさ・イライラを元気に乗り切りましょう!
食事
イライラすると甘いものが食べたくなりますが、実は甘いものの摂取により血糖値が上がり更にイライラが増すという悪循環になります。そんな時は、交感神経の緊張をほぐしリラックス効果のあるトマトや血糖値を下げる作用のあるきのこ類リラックス効果のあるテアニンを豊富に含んだ緑茶の摂取が効果的です。
リラックス効果のある「テアニン」に注目!

▼テアニンとは?
お茶にはグルタミン酸、アスパラギン酸、アルギニン、セリンなど、旨味成分としても知られるアミノ酸がたくさん含まれていますが、その中のひとつがテアニン。茶葉のアミノ酸の半分以上がテアニンです。

▼テアニンってどんな効果があるの?
テアニンは脳の神経細胞を保護する働きを持つことが細胞実験により明らかになっています。テアニンを飲んだ場合の人間の脳波を測定すると、リラックスしている状態のときに多く出現するα波が上昇することもわかりました。
参考文献 ※:伊藤園 お茶百科 http://www.ocha.tv/components_and_health/benefits_greentea/theanine/

春バテ対策にはリラックス効果のある「テアニン」がぴったり
就寝
スムーズに深い眠りを誘うには就寝前に目もとや首もとを温めることで、副交感神経が優位になり、リラックスできます。また、横向きで寝ることでいびきをかきにくくなり自律神経に負担をかけません。

入浴
自律神経を整えるには入浴が不可欠です。しかし熱い風呂に入ってしまうと自律神経を酷使してしまうため、38~40度のお湯に10~20分浸かる入浴を続けることが好ましいです。

春バテに効果的な食材を使ったレシピで日々の生活から美味しく“春バテ対策”

きのこたっぷりの お茶風味ペンネ

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【材料】
ペンネパスタ… 140g、エリンギ… 2本(100g) 、しめじ… 50g、玉ねぎ… 60g、ベーコン… 40g、にんにく… 1片、オリーブ油… 大さじ2、塩/こしょう… 少々、茶葉… 大さじ2、水… 大さじ2(茶葉用)、こんぶ茶… 大さじ1、松の実… 20g

【作り方】
① たっぷりの湯に塩を入れ、ペンネを表示通りに茹でる。(約13分)
② 松の実はすって、分量の水でしめらせた茶葉、こんぶ茶を入れてあえる。
③ フライパンにオリーブ油、にんにくのみじん切りを入れて火にかけ、1cm幅に切ったベーコン、玉ねぎの薄切り、根元を切り落として小房に分けたしめじ、3cmの短冊切りにしたエリンギを入れて炒める。
④ 3がしんなりしたら、2、1の順で加えてよく炒め合わせ、塩、こしょうで味をととのえて出来上がり。

野菜のグリル ・緑茶マリネ

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