2021年12月4日更新

健康効果が期待される「緑茶」で冬を乗り切ろう！冬に食べたい緑茶アレンジレシピ5選

今年も寒い冬がやってきた！免疫力UP、インフルエンザ予防などの健康効果が期待される「緑茶」をアレンジして楽しむ♪緑茶の鯛しゃぶやポトフ、おでんなど冬にピッタリのおすすめレシピをご紹介します。

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冬に飲みたくなるホッとする飲み物「緑茶」には様々な健康効果が

12月直前となり冷え込む日も増えてきている中、温かい飲み物が飲みたくなる人も多いのではないでしょうか？そんなときにおすすめしたいのが「緑茶」。ホッと一息つける飲み物として、昔から多くの人に愛される「緑茶」ですが、実は様々な健康効果があることが明らかになっています。特に、緑茶に含まれる「カテキン」という成分には多くの健康効果があり、冬におすすめしたい健康効果をご紹介します。

カテキンの効果①免疫力アップ

カテキンは、活性酸素の発生を抑制して細胞の老化を防ぐ抗酸化物質のポリフェノールに分類されている成分で、ウイルスが細胞にくっつくのを阻止して、病気の感染を防ぐ効果が期待できます。また、カテキンの一種のエピガロカテキンは、免疫細胞のマクロファージを活性化する働きがあり、免疫力アップに繋がります。

さらに、緑茶にはレモンの約5倍以上ものビタミンCが含まれています。ビタミンCは、皮膚や粘膜を丈夫にして、病原体の体内への侵入を防ぐ働きが期待できます。水溶性のビタミンCは熱に弱い成分ですが、カテキンが持っている抗酸化作用によって壊れにくくなるというメリットもあります。

参照：https://www.macrophi.co.jp/special/1728/

カテキンの効果②インフルエンザ予防

静岡県立大学の山田浩教授によると、インフルエンザウイルスの表面は、スパイク状の突起を持つ糖タンパク質で覆われており、緑茶に含まれるカテキンが、この突起に取り付くことによって インフルエンザウイルスがヒトの細胞に吸着するのを阻止したり、細胞内での増殖や細胞外への感染拡大を阻止します。これは細胞レベルの研究で確かめられており、ウイルスが体内に入ってしまった後の体の中から抵抗力を高める作用が含まれています。

カテキンの効果③コロナ不活性化にも効果あり？

京都府立医科大は伊藤園との共同研究で、緑茶に含まれる茶カテキンが、試験管内で人の唾液に含まれる新型コロナウイルスの感染能力を低下させる不活化の効果があることを確認しました。唾液内の感染能力を低下させ、感染者が他の人にウイルスを拡散することを抑制する効果が期待されているため、他人にうつさないことを目的としてお茶を飲むという、マスクや手洗いに並ぶ公衆衛生的な使い方が注目されています。

参照：https://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2021/20210615.html

健康飲料「緑茶」をアレンジして楽しむ！冬に食べたい緑茶レシピ5選

様々な健康効果が期待できる緑茶をそのまま飲むのもよいですが、冬にピッタリな鍋料理や季節の食材と合わせて、食事で取り入れることもおすすめです。ここでは、ペットボトルのお茶で簡単に作れる緑茶アレンジレシピをご紹介します。身体も心も”ほっ”と温まる美味しい緑茶ごはんで、不足しがちな栄養素も美味しく取り入れながら健康を維持ましょう！

・寒い日にはやっぱりお鍋『緑茶鍋の鯛しゃぶ』

健康的＆低カロリーに身体を芯から温めるには”茶鍋”がおすすめ。低脂肪でタンパク質豊富なため、ダイエットにもおすすめの食材です。お刺身は鰤を使っても、塩以外にもポン酢でもさっぱりと美味しくいただけます。

【材料】（1人前）
お～いお茶：400cc
絹豆腐：半丁
鯛の刺身：50g
薬味：ネギ、ワケギなどお好みで

【作り方】
①小鍋にお～いお茶をいれて、沸いたら角切りにした豆腐をいれる。
➁ネギは刻んで洗って、タイは薄く切って盛る。
③鯛をしゃぶしゃぶして塩で食べる。

・緑茶でスープの旨味UP！『ゴロっとお野菜の緑茶ポトフ』

大満足の食べ応えで日持ちもするポトフ。その旨味を緑茶でより引き出した1皿です。ニンジンにはβ-カロテン、ブロッコリーには葉酸やビタミンC・E・Kにカリウムと栄養たっぷりです。カブと人参は皮を剥かずに丸ごと入れられるので、食品廃棄ロスにも◎

【材料】（1人前）
お～いお茶：300cc
ウインナー：2本
カブ（中玉）：1個
ブラウンマッシュルーム：3個
人参：3かけ
ブロッコリー：3個
コンソメ：1個
粒マスタード：お好みで

【作り方】
①カブとマッシュルームはそのまま、人参は乱切り、ブロッコリーは房ごとに分ける。
➁ブロッコリー以外の材料を鍋にいれて、弱火で30分煮る。
③最後にブロッコリーをいれて、サッと炊いたらマスタードを添えて完成。