2020年10月6日更新

【体験談】お口のケアを見直そう！子どもの正しい口腔ケアとフッ素について

筆者の失敗経験を基に、適切な「フッ素」の取り入れ方をご紹介します。お子さまの歯やママのお口の中の健康の為にも、定期歯科健診の受診や、正しい口腔ケアの仕方をしっかり身に着けておきましょう！

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フッ素はいつ頃から？

フッ素は歯を酸に負けない強い歯（歯質強化）にする作用があり、乳歯・永久歯に関わらず生えた直後に塗るのが最も効果的です。けれども、乳歯が顔を出したからと言って、すぐに塗布しなければムシ歯になるというものでもありません。下の前歯が生えてきたころから定期的に歯科へ通い、上下の前歯が生えてきたら、先生と相談のうえフッ素塗布を始めるのが良いでしょう。
via https://clinica.lion.co.jp/trouble/09.htm#q01

お子さんのお口の様子を見てから、フッ素塗布で大丈夫。フッ素塗布は歯科で行うものですが、健診でフッ素塗布を行ってくれるところもあります。いつからやればいいか気になる場合は、歯科へ相談してみて下さいね。

また、フッ素塗布のリスクを目にする方もいらっしゃるかもしれません。たくさんのフッ素を取り込めば急性中毒を引き起こす事もあるようです。どんな食品等でも大量に摂取すればお腹を壊してしまいますよね。フッ素も例外ではありません。が、フッ素を大量に摂取するということはまずないと思います。

フッ素のデメリットに対して、神経質になる必要はありません。歯医者さんや歯科衛生士さんのもとで、用法・用量を守って、正しい使い方をすれば悪影響を及ぼすことないと考えられています。気になる方は相談してみましょう。

筆者おすすめ！お口のケアグッズ

お口のケアグッズは様々ありますが、今回は筆者おすすめの【歯磨き粉】と【デンタルフロス】とスプレーをご紹介します。

歯磨き粉なら高濃度のフッ素入りの物を使う方が良いそうです。ただし、注意したいのはフッ素もたくさん取り入れれば良いというわけではありません。“年齢に応じて、適切な量を守って使う”事が大切です。

子ども用としては950ppm・500ppm・100ppmの商品が展開されています。フッ素は虫歯予防に効果的ですが、適量を守らないと、お子さんが高濃度フッ素を飲み込むと歯の色などに異常が生じる「フッ素症」になることも。

また、フッ素を口内にい残しておくためには3分ほどじっくりはと磨きたいところです。毎度時間をかけて磨けない方は、1日の内に1回は丁寧に磨くを作ると良いそうです。

さらに、うがいはしても少量の水で1回までに留めておくのが◎。何度もすすぎたくなりますが、せっかくのフッ素が落ちてしまう原因になります。筆者の子どもたちは、歯科や自治体の健診等で歯磨きの後は1回か、またはうがいをしなくて良いと教わっています。小さい頃から慣れておくと良いですよね！

フッ化物配合歯磨剤の年齢別応用量[3]
年齢使用量歯磨剤のフッ化物濃度
歯の萌出〜2歳* 切った爪程度の少量 500ppm（泡状歯磨剤ならば1,000ppm）
3歳〜5歳 5mm以下 500ppm（泡状またはMFP歯磨剤ならば1,000ppm）
6歳〜14歳 1cm程度 1,000ppm
15歳以上 2cm程度 1,000ppm～1,500ppm
via フッ化物配合歯磨剤