2019年8月22日 更新

「おやすみなさい、良い夢を」~寝る前に読んであげたいオススメ絵本~

今年の上半期に一番売れた絵本として話題の『おやすみロジャー』と、寝かしつけをするときにおすすめの絵本をご紹介します。

せなけいこ/さく・え

せなけいこ/さく・え

とけいがなります
ボン ボン ボン…

こんな じかんに おきているのは だれだ?

よなかは おばけの じかんだよ…。
トラウマ絵本としても名高い、せなけいこさんの『ねないこだれだ』。

ネタばれになってしまいますが、よなかにおきていた子供が、おばけになっておばけのせかいに連れていかれるというブラックなオチです。

怖いです。怖いですが、なんだかユニークなおばけなど、独特の「おかしさ」がベストセラーの秘密かな?と思います。

子どもによっては(我が家の場合は次男)、「おばけになっておばけのせかい行きたい~!」とか言い出すんですよね…。

怖がるお子さんの場合は「大丈夫、お母さんが抱っこして守ってあげるからね!おばけがこないうちに早く寝よう!」などと言って、抱っこして安心させてあげたらどうかな?と思います。目をぎゅーっと必死でつぶっているうちに寝たりします。

せなけいこさんの絵本は『ねないこだれだ』の他に『くずかごおばけ』など、ものすごく怖くて心に突き刺さるのですが、しつけ効果抜群の本があるので、ご興味があったらぜひ探してみて下さい。
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読後にものすごいインパクトを残す問題のシーンです。
デリケートなお子さんは気をつけて下さい。
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この時間が夜中なら、うちの子、ほぼ毎日おばけのせかい行きです。

14ひきのこもりうた

いわむらかずお/さく

いわむらかずお/さく

おだやかないちにちのおわり…

おふろにはいって、たのしいばんごはん、
ごはんのあとはきょうのはなし。

さぁ、そろそろねるしたく…。
おかあさん、きのうのつづきのおはなしよんで。
おはなしよんだらこもりうたうたって…。
いわむらかずおさんの14ひきのねずみシリーズはどれもおすすめなのですが、(以前、こちらの記事で14ひきのピクニックもご紹介させていただいています)寝かしつけのためなら『14ひきのこもりうた』がぴったりです。

このシリーズは文章も絵のタッチも優しさと穏やかさであふれているのですが、特に『14ひきのこもりうた』は夕方~夜にかけて家族で過ごす時間のあたたかさが伝わってきて、読んでいてほっこりします。

14ひきのこもりうたの楽譜もついていますので、こもりうたも歌ってあげるとますます素敵ですね。

この絵本にはカバーに秘密があります。もし買われる方は、ぜひ一度、カバーをとって絵本とカバーの絵を比べてみてください。おっ!とびっくりしますよ。
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ろうそくの火を囲んで、みんなでたのしいゆうごはん。
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おかあさんの読んでくれるお話はこどもたちのおたのしみ♡
毎晩こんな穏やかな寝かしつけタイムでありたいものです…。

気持ちよく眠るために心がけておきたいこと

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『おやすみ、ロジャー』の監訳者の快眠セラピスト、三橋美穂さんのインタビューが絵本ナビに載っていました。

インタビューの最後に、「気持ちよく眠る、そのために…。」ということで、寝かしつけを行ううえで心がけたいおやすみポイントがわかりやすくまとめられています。

三橋さんのサイトにも快眠のためのポイントが色々載っています。
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この記事のライター

むっく むっく

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