6月4日は「6(む)4(し)」にちなんで「虫歯予防デー」と制定されています。年に一度の機会にママ自身のケアはもちろん、お子さんの歯磨きを見直してみてはいかがでしょうか。
今回は、嫌がる子どもへ歯磨きを楽しく習慣化させる方法や、家族で正しい歯磨き習慣を身に着けるポイントを歯科医師の先生方に伺いました。
また、自宅では難しい歯科医院で受けられる様々な予防歯科についても紹介します。
今回は、嫌がる子どもへ歯磨きを楽しく習慣化させる方法や、家族で正しい歯磨き習慣を身に着けるポイントを歯科医師の先生方に伺いました。
また、自宅では難しい歯科医院で受けられる様々な予防歯科についても紹介します。
子どもの歯みがきの基本は「楽しむ」「褒める」「慣れさせる」
①初めての歯磨きは焦らず無理強いしないこと
本来、歯磨き習慣は0歳から始めるべきですが、大切なことは「歯磨きは楽しい!」と感じさせることです。
お子さんが嫌がる場合は焦らずに、機嫌のよいときや親御さんの時間に余裕のあるときに、ゆったりとした気持ちで歯みがきを楽しむことが大切です。
最近は、子ども向けに歯みがき動画やアプリなども出てきていますので、それらを活用するのも良いです。
お子さんが嫌がる場合は焦らずに、機嫌のよいときや親御さんの時間に余裕のあるときに、ゆったりとした気持ちで歯みがきを楽しむことが大切です。
最近は、子ども向けに歯みがき動画やアプリなども出てきていますので、それらを活用するのも良いです。
②じっくりと磨ける姿勢で磨いてあげよう
お子さんの頭を膝の上にのせると、お口の中が見やすいうえに頭をしっかり固定できるため、お子さんが急に動いて、お口の中を歯ブラシで傷つける危険が少なくなります。歯ブラシはペンを持つように握り、反対の手で唇を軽くめくりながら磨きましょう。
一度にすべてをしっかり磨くのが難しければ、朝は上、夜は下だけしっかり磨くなど、回数を分けて短時間で嫌がらない程度に済ませるのもありです。毎回雑にやるよりは、分けて磨いて歯垢などをきちんと取り除くようにしましょう。
一度にすべてをしっかり磨くのが難しければ、朝は上、夜は下だけしっかり磨くなど、回数を分けて短時間で嫌がらない程度に済ませるのもありです。毎回雑にやるよりは、分けて磨いて歯垢などをきちんと取り除くようにしましょう。
③どうしても嫌がる場合は、仕上げみがきの立場を逆転!
乳児期から歯みがきに慣れていない場合、「歯みがきを嫌がる」という状況になりがちです。嫌がり始めてしまった場合は、「子どもに親の仕上げ磨きをしてもらう」ことをお勧めしています。
普段と立場が逆転することで、いつも自分がやられている事を視覚的にも認識でき、お子さんが歯みがきに興味を持つきっかけ作りにも最適です。
普段と立場が逆転することで、いつも自分がやられている事を視覚的にも認識でき、お子さんが歯みがきに興味を持つきっかけ作りにも最適です。
■監修:たけのやま歯科 山田 翔先生(愛知学院大学歯学部卒業、たけのやま歯科院長)
今日すぐにはじめられる!歯みがき3つのポイント
①スタートとゴールを決める
無意識に歯みがきをしていると、気がつけばずっと同じところをみがいている、ということは少なくありません。右上の奥歯からスタートして、右下の奥歯をゴールとする、などスタートとゴールを決め、全部の歯を磨くことを意識してみましょう。
無意識に歯みがきをしていると、気がつけばずっと同じところをみがいている、ということは少なくありません。右上の奥歯からスタートして、右下の奥歯をゴールとする、などスタートとゴールを決め、全部の歯を磨くことを意識してみましょう。
②1本ずつ磨く
よく「小刻みに磨くとよい」というのですが、小刻みといってもどのくらいか想像するのが難しいと思います。なので、歯を1本ずつ磨くことを意識してみてください。そうすると、自然と小刻みなブラッシングになり、磨き残しが減ります。