日本人の“読書離れ”は以前から耳にしますが、確かに仕事や家事に追われて、なかなかゆっくり本を開く時間なんて持てないというのが現実です。特に子育てがスタートすると、自分が読むために本を開くことなんて皆無と言っても過言ではありません。
筆者は極端に多くの本を読むわけではありませんが、時間のある時など月に3〜5冊程度は読んでいました。しかし、子どもが生まれて1歳半になるまでの読書量は「0」。全く本が読めなくなりました。ところがコロナ禍で外出できなくなったある日、溜まったストレスを解消する手っ取り早い方法はないものかと調べていたところ見つけたのが、意外にも「読書」だったのです!
読書によるストレス軽減効果はわずか6分で68%!
ロンドンにあるサセックス大学の研究チームが、心拍数の低下や筋肉の緊張緩和などからどのような活動がストレスレベルを軽減するかを調べたところ、以下のような結果が得られたそうです。
・読書 68%
・音楽鑑賞 61%
・コーヒーを飲む 54%
・散歩 42%
・ゲーム 21%
この結果から、読書の持つストレス軽減率の高さがよくわかります。しかもこの効果は、読書をはじめてからたった6分間の間に現れたというのですから驚きですよね!
特に人間は、元来コミュニケーションを求める傾向があり、孤独を感じるとその分ストレスが増大していくそうです。しかしなかなか近距離でのコミュニケーションが難しい今のような時代は、読書を通して登場人物たちの人間関係に共感するだけでもストレス軽減に効果的なんだそうです。
・音楽鑑賞 61%
・コーヒーを飲む 54%
・散歩 42%
・ゲーム 21%
この結果から、読書の持つストレス軽減率の高さがよくわかります。しかもこの効果は、読書をはじめてからたった6分間の間に現れたというのですから驚きですよね!
特に人間は、元来コミュニケーションを求める傾向があり、孤独を感じるとその分ストレスが増大していくそうです。しかしなかなか近距離でのコミュニケーションが難しい今のような時代は、読書を通して登場人物たちの人間関係に共感するだけでもストレス軽減に効果的なんだそうです。
教えます!ストレスを解消する「読書術」
読書に対して苦手意識がある人ほど、負担を感じない読み方が大切!そこで、過去に国語教師として読書教育にも携わってきた筆者が、ストレスを解消でき、負担も感じにくい「読書術」をお教えします!
まずは本を読む時間を作る
時間は長くなくて構いません。5〜15分程度でもかなり読むことができます。そのうち読むのが楽しくなったり、時間を長く取れるようになればその時の気分に合わせて増やしていけば大丈夫。
ちなみに筆者にはまもなく2歳になる子どもがおり、起きている時間はお遊びに付き合い、昼寝中や就寝後は家事をしているため、自身が寝る前に10分だけ読もうと決めて読んでいます。そのまま寝落ちすることもありますが、短めな内容が集まったエッセイだと区切りを決めやすいのでオススメです。
読みたいと思う本だけ読めばいいし、途中でやめてもいい
選ぶ本は純粋に自分が読みたいと思うものだけで大丈夫。小説でも自己啓発本でもノンフィクションでも何でも構いません。しかも面白くなかったら途中でやめてOK!自分が興味を持って読み進められるものを選びましょう。ちなみにいろんなジャンルの本を読めば、それだけ自分の心にも興味の引き出しができるので、他の人と話す時でも話題を欠くことがありません。