2024年12月18日 更新

子供だけでなく大人も注意が必要!?溶連菌感染症に関する調査と感染対策まとめ

昨年過去10年間で最大規模の流行となった溶連菌感染症の実態について、症状や感染予防策の実施状況、これからの時期に気をつけたい感染対策についてご紹介します。

〈基本の対策〉

◎マスク・手洗い・うがい
溶連菌感染症の感染経路は、飛沫感染と接触感染です。マスクの着用やこまめな手洗い・うがいを心がけましょう。

◎栄養バランスのよい食事・十分な睡眠
溶連菌感染症が流行しやすい冬は、寒いため免疫力も下がりやすいので、健康的な生活習慣を心がけ、免疫力を高めましょう。

〈おすすめの対策〉

◎CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)の活用
殺菌成分であるCPCは、溶連菌をはじめとする細菌の細胞膜を破壊することで殺菌作用を示すことが知られています。CPCが配合されたうがい薬や洗口液、のど飴は、口腔内の殺菌・消毒効果を持つとされています。
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一般的な感染対策と重なる部分が多いため、溶連菌感染症予防と意識せずとも、知らず知らずのうちに対策していた方もいらっしゃるのではないでしょうか。今一度、ご自身で行っている感染対策を振り返り、もしできていないことがあれば実践してみてくださいね。

なお、溶連菌感染症の疑いがある症状が出た場合は、医療機関を受診しましょう。病状が進行する
とリウマチ熱や急性糸球体腎炎などの合併症を発症する可能性もありますので、風邪だと思い込んで放置せず、医療機関で適切な治療を行うことが大切です。

最後に

のどの痛みや発熱などのつらい症状がある溶連菌感染症ですが、感染対策を実施している方は少ないことが分かりました。しかし、子供だけでなく大人も感染する可能性があり、油断は禁物です。溶連菌が流行しやすい冬が近づいていますので、早めの時期から予防を心がけていきましょう。

【調査に関する概要】
調査実施会社:大正製薬株式会社
調査方法:インターネット調査(Surveroid を利用)
調査日:2024年9月13日~2024年9月14日
有効回答数:20~40代の男女、2,673人

出典
1) 国立感染症研究所ホームページA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 過去10年との比較グラフ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/10/2096-weeklygraph/1646-03strepta.html

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