2024年9月18日 更新

成長とともに教えたいマナーってどうやって教える?

子供が成長をして、外の世界に出ていくと、マナーに気を付ける場面にも出会います。親としては、きちんとマナーを覚えて、どこにいっても失礼がない子に育てたいと思いますよね。子供に効果的なマナーを教えるにはどうしたらいいのか考えてみましょう。

どんな風にマナーを教えよう?

生活の中で、その場面のたびに、少しずつマナーを意識した声掛けを増やしても、なかなかママとしても「これでいいのかな?」と思ったりもします。声掛けの他には、なにが出来るのか、ご紹介します。

●絵本・クイズ形式

今は子供のマナーを題材にした絵本や知育カードもあります。そういったアイテムを使い、絵本やカードを使いながら、読み聞かせやクイズ形式でマナーを覚えさせるのもいいでしょう。

マナーに関連したものでなくても、普通の絵本やテレビでも代用できます。「赤ずきんちゃんは、おばあちゃんにこんにちはを言っているね」「しまじろうが、ありがとうって言ってるね」「挨拶ができるって気持ちいいね」など、これは挨拶の例ですが、ママがキャラクターの気持ちを代弁してあげてたり、場面で必要な挨拶をこどもに聞いてみたりと、やり方は様々あります。

子供は創造力が豊かな分、クイズなどの答えを求める遊びが大好きです。是非参考にしてみてください。
はじめてのマナーえほん|著:諏内えみ

はじめてのマナーえほん|著:諏内えみ

●ママや大人がお手本になる

ママ自身が「このマナーを教えたい」と思ったら、そのマナーをママ自身が普段の生活で守るように心がけてください。子供が一番真似をするのは、一番身近なママです。真似をされたときに「しまった…」と思わなくてもいいように、ママもマナーを守りましょう。

ママがマナーを守れなかったときに「大人だからいいの」「急いでたからいいの」などの言い訳は、子供には通用しません。「急いではいたけど、ママが間違ってた」と素直に言えると、子供も納得して、またママを見ながら学ぶようになるでしょう。

●怒らない

マナーを守れず「何やってるの!」「挨拶ができないなんて恥ずかしいよ!」「だらしない格好でご飯食べない!」など、威圧的に叱りつけるのは、子供の恐怖心を煽っておしまいです。「怒られないようにやる」といった癖がついて、何が目的でマナーを覚えるのかわからなくなります。

それは、怒る人がいないところでは、マナーを守らないことに繋がります。むしろ怒られない安心感と反動で、わざとマナー違反なことをする可能性もあるのです。

マナーを教えるときには、少しずつ、根気強く、が必要なキーワードです。

マナーを守ると気持ちいいことを教えよう!

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社会生活で、何故マナーが必要なのかをしっかり教えることも大切です。これは小学校などで、先生の話を落ち着いて聞けたり、物の因果関係(早起きするために早く寝る、など)を覚えたころには、一度は言い聞かせたほうがいいことです。

ママが、どんな気持ちでマナーを教えているのか伝えましょう。ママによって様々な考えがあることでしょう。一概には言えません。でも共通することは、マナーを覚える=みんな気持ちいい、ということです。

食事のマナーがしっかりしていれば、みんな楽しく食事ができます。電車のマナーがしっかりしていれば、文句を言われることもなく楽しい電車旅ができます。挨拶ができると、みんながにこにこして挨拶をかえしてくれます。挨拶を返されると、子供も「挨拶できた」と実感することができて、笑顔が増えます。そうして、人の気持ちが嬉しくなることを伝えましょう。

だからと言って「これが出来ないと、みんながいやな気持ちにんるよ」などの言葉は必要ありません。自分はいやな気持ちになりたくなくても、周りを嫌な気持ちにさせない方法は知りません。脅迫にも近い言葉は、すり抜けてしまい意味を持ちません。

ママ自身もストレスが溜まってしまいますからね。子供にマナーを教えながら、ママも見直すことができるので、一緒に覚えていくつもりでいてもいいでしょう。

笑顔で過ごせるように、自然と楽しくマナーを覚えていけると、子供もママも、気持ちよく過ごせますね!
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K K

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