2021年6月11日 更新

天気の変わり目は不調に注意!女性の約50%が経験「気象病」におすすめの食材・ツボ・漢方薬

漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品株式会社は、女性の約50%が経験する「気象病」の実態調査を実施。気象病におすすめの食材、ツボ、漢方薬などについてご紹介します。

約5割の人が「気象病」を経験

「気象病」は、気候や天気の変化が原因でおこる身体の不調の総称とされています。気候変化の激しい、季節の変わり目や梅雨の時期、また台風が多い時期などに特に起こりやすいと言われています。

クラシエ薬品株式会社が今回行った調査によると、約5割の人が気象により身体に不調を感じたことがあると回答しました。さらに男女別では女性(52%)の方が多く、近年注目が集まっている病気のひとつとされています。
 (268761)

また、身体の不調を感じたことがあると回答した方に、その症状について聞いたところ、1位は「頭痛」(56.4%)で、「疲労感」(44.7%)、「首や肩の凝り」(31.9%)と続きました。
 (268762)

※調査概要
調査対象:全国の20代~60代の男女200名(有効回答数)
調査期間:2021年5月6日~11日
調査方法:インターネットアンケート

漢方で見る「気象病」

漢方では、気候による体調の崩れをとても重要視し、身体が受ける気候からの悪影響を大きく6つの邪気に分けています。特に梅雨の時期などは、気候の変化や低気圧による雨の影響が大きく、過剰な"湿気"による「湿邪(しつじゃ)」が原因で身体に不調をおよぼしていると考えています。

漢方では、人の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると考えられており、この3つがバランス良く巡っていることで心身の健康が保たれます。湿邪により、身体の水の巡りが滞って「水滞(すいたい)」の状態になってしまうと、頭を締め付けられるような頭痛や頭重感、重だるい倦怠感など、まさに気象病と同様の症状が起こりやすくなると考えられています。

自分も湿気をためこんでしまっているかどうか、是非次のチェックリストでチェックしてみてください。その不調、実は湿気からきているものかもしれません。
 (268767)


<「水滞」症状チェックリスト>

□水分をよく摂るわりにトイレの回数が少ない
□お腹を触ると冷たい、お腹がちゃぷちゃぷする
□夕方になると足がむくみ、ふくらはぎを親指で押したらへこんで戻らない
□靴下のゴム跡はクッキリと残る
□気分が落ち込みやすい
□曇りの日や雨が降ると体調をくずしやすい

「水滞」におすすめの漢方薬

水滞症状にはしっかりとしたケアが必要です。漢方は、一時的な対処療法ではなく、原因の根本から改善し、身体のバランスを整えていくことを目的としています。
【おすすめの漢方薬】苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

<漢方セラピー> 「クラシエ」漢方苓桂朮甘湯エキス顆粒 【第2類医薬品】

1,980
効能:体力中等度以下で、めまい、ふらつきがあり、ときにのぼせや動悸があるものの次の諸症:立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏
季節の変動による自律神経の乱れや、頭痛、めまいや立ちくらみ、ふらつき、動悸、息切れなど、上半身の症状でお悩みの方におすすめの漢方薬です。これらの症状は、漢方では体内に水分がたまることによって起こると考えられていますが、「苓桂朮甘湯」は身体の余分な水分を尿として排出させる処方ですので、滞った「水」の巡りを改善することができ、身体のバランスを整えてくれる効果があります。
28 件

この記事のライター

【PR】元気ママ公式 【PR】元気ママ公式

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧