2023年5月24日 更新

子どものスマホデビュー!メリット・デメリットやネットいじめ対策などについて徹底解説

子どもにスマホを持たせることのメリット・デメリット、スマホを持たせる際の注意点やネットいじめ対策について詳しく解説します。

利用制限をかける

フィルタリングソフトや携帯電話会社のサービスなどを利用して、子どものスマホで利用できる機能を制限しておくことも必要です。iPhoneやAndroid端末には、フィルタリングをかける機能が装備されています。

フィルタリングアプリには、閲覧できるサイトやゲームをする時間を制限できるものなどさまざま。携帯電話会社が提供しているフィルタリングサービスには、親が子どものスマホの利用状況を確認できるものもあります。

セキュリティ対策

スマホのセキュリティ対策として、ウイルス対策ソフトを入れておく必要もあります。

ウイルスに感染してしまうと、スマホ内のデータを盗まれてしまうほか、スマホの位置情報を知られてしまう危険性もあるからです。

セキュリティ対策ソフトを入れておくだけでなく、怪しいメッセージが出たときの対策を教えておく必要もあります。

例えば、スマホを使っていると「ウイルスに感染している恐れがあります」「OSをアップデートしてください」「バッテリーが損傷しました」などのメッセージが出ることがあります。

しかし、このようなメッセージは偽物であることがほとんど。慌てて対応せず、必ず親に知らせるように教えておきましょう。

子どもが被害者になるネットいじめの現状は?

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文部科学省の「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要※参考」によると、パソコンやスマホなどでのいじめは年々増加しており、2021年の件数は過去最大で21,900件あったことが報告されています。

子どもがネット上でいじめに遭ってしまう主な事例を見ていきましょう。

参考:令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要|文部科学省

なりすまし

本人になりすましてSNSなどのアカウントを勝手に作り、まるで本人が投稿したかのように装ういじめです。例えば本人の写真を隠し撮りして勝手にアップしたり、クラスの友達の悪口を書き込んだりするケースがあります。

なりすます本人は軽い気持ちでやってしまったとしても、写真から個人情報が漏れてしまったり、悪口を書いたと思われることで周りからの信頼を失ったり、クラス内での孤立につながったりなど深刻なケースに発展することも少なくありません。

ストーカー・ハラスメント

ネット上でもストーカーやハラスメントが存在します。SNSなどで誹謗中傷を書き続けられるほか、拒否しても大量のメッセージやメールを送ってくることもあります。

また、SNSでありもしないデマや噂を流されてしまうケースも。ネット上にいったん流出してしまった情報を消すのは困難です。ストーカーやハラスメントがひどくなると、さらに大きなトラブルへと発展してしまう可能性もあります。

仲間外れ

友達同士のLINEグループから外される「LINE外し」と呼ばれるいじめもあります。グループLINEに、仲間外れにした子どもの悪口をみんなで書き込むものです。
このようないじめの場合、いじめの被害者になるだけでなく、加害者側になってしまう可能性もあります。いじめに遭っている友達をかばうことで、自分も外されてしまうかもしれないと不安になるからです。
ネット上だけにとどまらず、学校でも無視や仲間外れが続けば、精神的に追い込まれて登校拒否などにつながる恐れもあります。
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