子どものスマホデビュー！メリット・デメリットやネットいじめ対策などについて徹底解説 (page 4)

ネットいじめから子どもを守るための対策は？

ネットでいじめに遭っても、子どもは親になかなか相談できないものです。ネットのいじめから子どもを守るにはどうすればよいのでしょうか。対策を3つご紹介します。

ネットリテラシーの教育

SNSやネットでのトラブルに巻き込まれないためにも、正しい使い方を教えてネットリテラシーを育成していくことが重要です。

個人が特定されるような情報をSNS上に安易に書き込まないといった、セキュリティ面に関わることだけでなく、ネット上でのコミュニケーションの取り方も教えます。

軽い気持ちで書き込んだことが人を傷つけてしまうこと、匿名だから何を書いてもよいわけではないことなどを、子どもに分かりやすく伝えましょう。

場合によっては犯罪に発展してしまう危険性など、スマホを使うリスクについても教えておくことが大切です。

子どもとオープンに話し合う

日頃から、スマホやネットの使い方について、子どもとオープンに話すことを習慣づけておくことも大切です。

ネットトラブルによる事件などのニュースがあれば、子どもと一緒に、なぜ犯罪につながってしまったのかなどを話し合ってみるのもよいでしょう。

子どもが利用しているSNSで、友達になっておくのもおすすめです。SNSの利用に関して風通しをよくしておくことで、いじめやトラブルなどを未然に防げる可能性があります。

子どもの異変に気づく

子どもの様子に変化がないか、親が察知してあげることも大切です。子どもに以下のような異変があったときは注意が必要です。

集中力がなくなり常に何かを考えている。

笑うことが少なくなった。

今まで遊んでいた友達と遊ばなくなった。

SNSを常にチェックしている。

スマホの着信があっても無視するようになった。

親にスマホ画面を見せなくなった。

このような変化があったときは、無理やり聞き出そうとせず、それとなく学校で何があったのか聞いてみるとよいでしょう。あくまでも、親は子どもの味方だと伝えることが大切です。

まとめ

子どもがスマホを持つと、居場所を把握できたりすぐに連絡できたりと、防犯上も含めてさまざまなメリットがあります。

電話より、LINEやSNSなどを連絡ツールとして使うことが一般的となっていることも考えると、スマホを持たないデメリットもあるでしょう。

とはいえ、使い方を間違えるとトラブルや犯罪に巻き込まれてしまうのも事実です。子どもにスマホを持たせるときは、親子できちんと話し合ってルールを決め、安全・快適に使えるように教えてあげることが大切です。