産後は生涯の中でうつリスクが高まる時期
そもそも女性は、男性よりも2倍うつになりやすく、生涯の中でうつになりやすい時期のひとつが「産後」といわれています。出産に伴うホルモンバランスの乱れが原因とされていますが、理由はそれだけにとどまりません。
育児に翻弄されながらの新生活がスタートし、さらに仕事も家事も人間関係までもこなさなくてはならず、常にストレスフルな状態。慢性的な睡眠不足も重なり、肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまうからなのです。
育児に翻弄されながらの新生活がスタートし、さらに仕事も家事も人間関係までもこなさなくてはならず、常にストレスフルな状態。慢性的な睡眠不足も重なり、肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまうからなのです。
コロナ禍で妊産婦のメンタル不調が増加
今現在、立ち会い出産や入院中の面会禁止、母親学級の中止、里帰り出産の断念などで、本来のサポートを受けられずに孤独を感じながら出産を迎えている妊婦さんや産後ママが少なくありません。
日本周産期メンタルヘルス学会の調査結果によると、今年3~6月の間に、助産師や医師など医療関係者の約6割が、妊婦さん&産後ママからメンタルの不調に関する相談を受けたこともわかっています。
また一方で、厚生労働省の統計データによると、今年8月の自殺者数が昨年に比べて女性が4割も増えているという報告も。今、本当に優先すべきは「ママ自身の心のケア」なのです。
日本周産期メンタルヘルス学会の調査結果によると、今年3~6月の間に、助産師や医師など医療関係者の約6割が、妊婦さん&産後ママからメンタルの不調に関する相談を受けたこともわかっています。
また一方で、厚生労働省の統計データによると、今年8月の自殺者数が昨年に比べて女性が4割も増えているという報告も。今、本当に優先すべきは「ママ自身の心のケア」なのです。
各分野の専門家が伝授!ママの不安を解消するうつヌケ習慣95
主婦の友社より刊行されている『ママにいいこと大全』では、行動・睡眠・食事を見直すことで、子育てママの「プチうつ」を解消する95の習慣を紹介しています。医師や専門家など各分野のエキスパートが科学的根拠に基づいたうつヌケ法を伝授します。