男の子でも女の子でも、車に電車に船に飛行機…乗り物大好きな子、多いですよね。乗り物を題材にした絵本はたくさんありますが、中でも0歳~2歳ごろにおすすめの12冊を年齢別にご紹介します。
0歳から楽しめる絵本
0歳向けの絵本は、シンプルな絵と繰り返しの表現が使われているものが良いでしょう。線が少なく色がはっきりした絵は、未熟な赤ちゃんの目でも捉えやすく、楽しいオノマトペ(擬音語や擬態語など)はよく耳に残ります。まだまだ絵本を「読む」ことはできない0歳児ですが、大好きな乗り物の絵本なら、より興味を持って楽しんでくれるはずですよ。
ぶーぶーぶー
「あかいじどうしゃが ぶーぶーぶー」カラフルでシンプルな絵が目を引く赤ちゃん絵本。色んな車が色んな音で走ってきて、最後はみんな大きい自動車に乗り込みます。車の擬音が楽しく、0歳から楽しめる作品です。車に興味が出てきた赤ちゃんのはじめの1冊におすすめ。
がたん ごとん がたん ごとん
「がたんごとん がたんごとん」と列車がお家を通ると、「のせてくださーい」と赤ちゃんにもおなじみのものが乗っていきます。シンプルな繰り返し表現の絵本で、大人は少し物足りないかもしれませんが、赤ちゃんはこれが大好き。特に電車が好きな子にいかがでしょう。
ポンポンおふね
「ポンポンポーン」と船が進み、乗っている猫は家に帰れるのでしょうか。可愛い絵柄と「ポン」という音が楽しいこちらの本は、「どんどこももんちゃん」で有名な、とよたかずひこさんの「あかちゃんのりものえほん」シリーズの1冊です。赤ちゃん向けで船を取り上げた絵本は珍しいのでこちらをご紹介しましたが、バスや飛行機の作品も素敵ですよ。
1歳前後のステップアップに
ただ寝転がっていた赤ちゃんも1歳が近づくと動き始め、手指も器用になってきます。言葉が出始める子もいますよね。絵本もちょっとだけステップアップして、しかけが付いていたり音が鳴ったり、「これはなんだろう?」という気持ちを育てていけるものが良いでしょう。この辺りの絵本は、2歳を超えても長く楽しめるものも多いので、お気に入りの1冊が見つかると良いですね。