2020年8月31日 更新

絵本選びがグッと楽になる!0~1歳児の赤ちゃんが喜ぶ絵本の選び方

いざ赤ちゃんが産まれてきたら、たくさんある絵本の中からどの絵本を読んであげたら良いのか分からない…そんなお悩みはありませんか?今回は「赤ちゃんが喜ぶ絵本」の選び方をご紹介します。

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「子どもができたら、たくさん絵本を読んであげよう!」と赤ちゃんとの楽しい時間を夢見ていたママも、いざ赤ちゃんが産まれてきたら、たくさんある絵本の中からどの絵本を読んであげたら良いのか分からない…。そんなお悩みはありませんか?

赤ちゃんは生後6~7ヵ月くらいから絵本を楽しむことができるといわれています。生後6~7ヵ月というと、起きている時間も長くなり、首から腰までがしっかりしてくるので、お座りが安定してくる時期です。

そして動作や表情、声などで少しずつママやパパと意思疎通できる赤ちゃんも増えてきます。ママやパパが赤ちゃんからの働きかけに応えることで、赤ちゃんはますますコミュニケーションが楽しくなり、言葉の理解も進みます。赤ちゃんの言葉の世界を広げるのにも絵本は最高のツールです。

また、この時期の赤ちゃんは「いないいないばあ」や「お手々パチパチ」など、単純な動作を何度もくりかえす遊びが大好き。赤ちゃんの成長に合わせた、絵本選びにはいくつかのポイントがあります。ポイントを押さえれば、絵本選びもグッと楽になるはずです。

【ポイント1】分かりやすくシンプルな絵

くだもの (幼児絵本シリーズ) |平山和子

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ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描いた、いわば果物の画集。
赤ちゃんは見るもの全てはじめて出会うものばかリです。だから想像して絵本の内容を理解することはまだできません。絵と言葉が一致していることが大切です。

そして描かれている絵が分かりやすく、シンプルなものがオススメです。本物そっくりに描かれた絵本も良いですね。「これ、絵本で見たのといっしょだ!」と、赤ちゃんからワクワクを引き出して、物の認識にも役立ちます。

【ポイント2】言葉のリズムが楽しめるもの

がたん ごとん がたん ごとん(福音館あかちゃんの絵本)|安西水丸

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走る汽車にのせてもらうのは、コップとスプーン、哺乳ビン、りんごとバナナ。それからねずみやねこまでのりこみます。どれもあかちゃんになじみのものばかりです。
「ワンワン(犬の鳴き声)」「ドンドン(扉をたたく音)」など、擬音語や擬態語がたくさん用いられている絵本は、赤ちゃんが音真似をしてみたりと、楽しむ姿もとっても可愛いらしいですね。この時期の赤ちゃんは、くりかえし遊びが大好きです。

【ポイント3】親子で遊びを楽しめるもの

いないいないばあ改版(松谷みよ子あかちゃんの本)|松谷みよ子

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松谷みよ子さんの代表作品ともいえる、1967年初版の大ロングセラー。お母さんになった方へ、そして、お母さんになる方へおすすめの一冊です。
「いないいないばあっ」遊びなど、絵本を介して親子で一緒に楽しめます。そして、子供と絵本の世界をつないでくれます。子ども・絵本・読み手と3者のかかわりを楽しむこともできて一石二鳥です。

「いない いない ばあ」は、日本で一番読まれている絵本と言われています。「ばあ!」の言葉で、ママも赤ちゃんも笑顔になれる幸せな瞬間です。

赤ちゃんとのかけがえのない時間を楽しもう

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何はともあれ、赤ちゃんを膝にだいて、絵本を広げてみてください。ページをめくりながら、ゆっくり語りかけるように読んであげてください。

最後までお話が聞けなくても、好きなページだけしか見なくても大丈夫!「赤ちゃんとのかけがえのない時間を楽しもう」そんな気持ちで読み聞かせを始めてみてください。

お膝に抱っこされて、大好きなママやパパの優しい言葉を聞く時間が、赤ちゃんにとって幸せな時間でないはずはないと思いませんか?





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