2021年9月19日 更新

いつから始めたらいい?元幼稚園教諭ママが教える!0歳児から絵本の読み聞かせを楽しむポイントとは

絵本の読み聞かせの時期に悩まれるママも多いのではないでしょうか?今回は元幼稚園教諭ママである筆者が、0歳児から絵本の読み聞かせを楽しむポイントや、読み聞かせる際のちょっとしたコツをお伝えします。

絵本の読み聞かせ、いつから始める?

絵本の読み聞かせを始める時期は「早いうちから読み聞かせをした方が良い」「言葉の意味がわかるようになってからで良い」など様々な意見がありますよね。

筆者自身は、“この時期にやらなくてはいけない”というルールはないと考えています。親子共に時間や心に余裕が生まれ、「読んであげたい!」と思った時期から始めるのが良いのではないでしょうか。

よく「言葉も分からないうちに読んでも意味がないのでは?」「視力も弱い時期に読んでも見えないのでは?」などの声も聞かれますが、早すぎて意味がないということもないのです。今回は元幼稚園教諭ママである筆者が、0歳児の絵本の読み聞かせのメリットやちょっとしたコツをお伝えします。

お腹にいる頃から始めてもOK!

妊婦検診の際に、医師から「お腹の中にいる赤ちゃんにたくさん話しかけてあげてね!」と言われる経験、皆さんもあったのではないでしょうか?およそ妊娠20~25週で耳が聞こえるようになると言われています。赤ちゃんにとって、ママの声はもっとも身近に聞こえる世界の音ですよね。

筆者自身、妊婦時代には“たくさん語りかけよう!”と意気込んでいたのですが、いざ語りかけてみると意外と難しいのです。綺麗な言葉をたくさん話してあげたいと思いながらも、「今日も元気かな?」「元気に生まれてきてね。みんな待っているよ」…など、どうしてもいつも単調になりがちでした。
そんなとき、先輩保育士さんから“絵本を読んであげると良いよ!”と聞き、早速やってみることに。

絵本作家は言葉のプロです。絵本には素敵な言葉が溢れているので、読み聞かせを通して、たくさんの言葉を話しかけることができました。絵は見えなくとも、十分にお腹の中の赤ちゃんと触れ合える時間になりますね。

そして、絵本は赤ちゃんだけではなく、ママの心にも心地よさや余裕を与えてくれます。胎教の一つとして読み聞かせを活用してみるのも良いですね。

筆者のおすすめ絵本

おへそのあな|長谷川義史

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お腹の中にいる赤ちゃんにはもちろん、きょうだいがいるママさんにもおすすめ!一緒に読むことで、みんなで赤ちゃんが産まれる日を心待ちにできますよね。
筆者が実際に胎教で使った絵本です。絵本を選ぶ際には、優しい声で読み聞かせができるような題材を選ぶように心がけていました。例えば、物語が少し怖かったり、狼やお化けなどが登場してくるものではなく、常に優しい声で語りかけれるような絵本を選んでいました。赤ちゃんが穏やかな気持ちになれそうなものや、産まれてからすぐに読めそうな絵本を読むことが多かったです。

産まれてからすぐに始めてもOK!

産まれたての赤ちゃんは、視力がまだ弱いと言われています。
赤ちゃんは生まれたばかりの時は、明るいか暗いか位しかわかりません。
しかし、1ケ月くらいでものの形が、2ケ月くらいで色が分かるようになり、4ケ月になると、動くものを追って目を動かせるようになります。
日本眼科医会ではこのように発表しています。
「絵本が見えないなら意味がないのでは?」と思われる方もいると思いますが、お腹の中にいる時と同様です。ママやパパの言葉を聞くことで安心したり、膝の上に乗せ、一緒に読み聞かせの時間を楽しむことのできるコミュニケーションの1つとして活用してみるのも良いでしょう。
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kana kana

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