2019年8月28日 更新

出産による「ママのダメージ」ママ、そしてパパにも知ってほしい事実

病院や助産院で出産をすると、多くの場合、約1週間で退院、ママはまだ体の回復も十分でないのに、ノンストップの育児がスタート…。ママがずっと笑顔で過ごすためには、最初の休養が肝心なのです。

出産は命懸け!ママへのダメージは想像以上のものです

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赤ちゃんと出産がこの記事を読んでくださっている、無事出産を終えられたばかりのママさん。ご出産おめでとうございます!お疲れ様でした☆彡

これから出産に臨まれるプレママさん、体調と準備を整えて、がんばってくださいね!元気な赤ちゃんが生まれますように☆彡

これから始まる赤ちゃんとの生活に、不安を抱かせてしまうような見出しと引用になってしまいますが…。
出産後の体は、事故後と同じようなもの
上引用&リンクの例えは、助産師さんが語る、出産後の体をイメージしやすくしたものだと思います。

普通分娩で出産をした場合、赤ちゃんが無事に生まれた後には、外からぱっと見える傷は残りません。そして、出産当日から赤ちゃんへの語りかけや授乳に奮闘するママは、一見元気そうに見えますよね。

パパや周囲の人たちが、ママ自身の体もいたわりながら協力をしてくれる環境であればありがたいのですが、やはり目に見えないものはわかりづらい…。(なかには帝王切開で出産し傷の痛みが癒えない中、協力が得られず一人で育児に奮闘しているママも…。)そんなパパたちにもぜひ読んで頭に入れておいてほしい内容です。
誰かが交通事故にあったと聞いたら、何と言いますか?

「大丈夫?今は大丈夫でも、後から後遺症が出てくるって話もよく聞くから、ちゃんと休むのよ」って、多くの人が言うと思います。

産後も同じような状態なんです。
via https://conobie.jp/article/1021

気合で乗り切ろうとしていませんか?

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自宅に戻ってきたママたちは、赤ちゃんが寝ている時には、溜まった家事をしたり育児記録をつけようと、ついついがんばってしまいがちです。

手伝いに来てくれている両親や、ましてや義両親となるとなおさら、「洗い物をしてもらっておきながら、自分が寝ているなんて申し訳ない」と罪悪感まで出てきてしまったり…。

「赤ちゃんが生まれたら、心身の疲労や睡眠不足なんて誰もが通る道、ママならしっかりしなくちゃ。」

そんな風に、気合でどうにかしようと考えていませんか?

産後のママの体の変化を知りましょう

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退院早々、家事に育児に「今までの倍がんばろう」という姿を見せてくれるママに、心強さやたくましさを感じているパパ、ちょっと待ってください!

「がんばろう」という気持ちはあっても、すぐにはがんばれない、もっと言えば「がんばらせてはいけない」ママの状態を知ってほしいと思います。
【子宮】

出産時に子宮内膜や子宮内の筋肉が切れたり、腫れや細かい傷ができる場合もあります


【こころ】

産後、ホルモンの急激な変化はこころにも影響します。わけもなく涙があふれたり、不安やあせり、食欲低下、不眠…。このような症状を「マタニティブルーズ」と言い。4人に1人が経験すると言われています。
via ママのための産後すぐから2ヶ月間の本
最初の【骨盤】(交通事故の例え)はもちろんのこと、このように、10ヶ月間にもおよぶ「妊娠」と、人生一ともいえる大仕事「出産」によって、産後の女性は心も体も不安定な時期にいるのです。


他にも、産後に現れる体のトラブルとして、

・おっぱいのトラブル (痛み、熱さ、乳首に傷ができるなど)
・腱鞘炎や肩こり (赤ちゃんを抱っこする・授乳などによる)
・頭痛 (寝不足や不規則な生活、精神的な疲れ、肩こりなどによる)
・貧血 (悪露や不正出血、それらや出産時の多量出血などによる)
・肌荒れやむくみ (体内の水分バランスの乱れ、不規則な生活などによる)

など、さまざまな症状が、時にはいくつも重複してママを襲うのです。


待望の赤ちゃんの誕生に幸せいっぱい、気合十分のママですが、体の内側は本当にボロボロなんですね…。
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piyoco piyoco

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