いざという時に慌てないためにもママやパパに知っておいてもらいたい、子どもがかかりやすい目の病気があります。原因と症状、治療法、ホームケアの方法などについてご紹介します。今回は【結膜炎】についてです。
原因と症状
上下のまぶたの裏側と白目の部分を覆っている粘膜(結膜)に炎症が起こるのが結膜炎です。細菌やウイルスの感染によるもの、アレルギーによるものがあります。
<重症化しやすい細菌性結膜炎>
細菌性結膜炎の症状は、黄色っぽい目やにがたくさん出る、白目やまぶたが強く充血するなど。鼻水をこすった手で目に触って発症することが多く、かかると重症化しやすいのですぐに眼科を受診しましょう。
細菌性結膜炎の症状は、黄色っぽい目やにがたくさん出る、白目やまぶたが強く充血するなど。鼻水をこすった手で目に触って発症することが多く、かかると重症化しやすいのですぐに眼科を受診しましょう。
<感染力が強いウイルス性結膜炎>
ウイルス性結膜炎にかかると、目があけられないほど大量の目やにが出たり、白目やまぶたの裏側が充血したりするほか、目が痛くなることも。
ウイルス性結膜炎にかかると、目があけられないほど大量の目やにが出たり、白目やまぶたの裏側が充血したりするほか、目が痛くなることも。
<かゆいアレルギー性結膜炎>
アレルギー性結膜炎は、目やには少ないのですが、かゆみが強く涙がたくさん出ます。
アレルギー性結膜炎は、目やには少ないのですが、かゆみが強く涙がたくさん出ます。
治療
原因に応じて抗菌薬や抗アレルギー薬などを使います。どの結膜炎も重症化や合併症を防ぐため、完治するまで治療を続けることが大切です。
ホームケア
目やににはお湯で濡らしたガーゼなどでそっと拭き、ふいたガーゼは必ず捨てましょう。うつりやすいので、タオルも別々するなどの対策をし、家族への感染予防は徹底した手洗いが基本です。