2020年4月19日 更新

「涙の数だけ強くなれる」は本当だった!?心と体に効く「涙」の知られざるパワーとは

「泣く」=「辛いこと」「悲しいこと」を連想させ、どちらかというとネガティブな行為に捉えられがち。でも実は「泣く」ことは、心や体にうれしい作用をもたらすことを知っていますか?今回は、そんな「涙」のもつ意外な効能について紹介します。

泣けば、たちまち気分スッキリ!「涙活(るいかつ)」にはまる女性も

泣き腫らして、まぶたをパンパンにした友人の姿を見れば、「一体何があったの!?」と思わず気にかかるもの。それだけ「泣く」ということは、私達にとって「辛いこと」「悲しいこと」を連想させる、どちらかというとネガティブな行為に捉えられがちです。

でも実は「泣く」ことは、心や体にうれしい作用をもたらすということをご存知ですか?

“涙は心のデトックス”とも言われるように、泣くことは高ぶった心を落ち着かせ、リラックスさせる効果があるとされています。

「ムシャクシャしたとき、思いっきり泣いたら、なんだか気持ちがスッキリした!」なんて経験は、きっと読者のみなさんも経験したことがあるはず。
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「上司に叱られて、仕事中なのに涙を堪えられなかった」「パパと喧嘩して、目が腫れるほど泣いちゃった…」なんて、シーンによってはネガティブにも捉られることも多い「泣く」という行為ですが、最近では上記のようなストレス解消・リラックス効果を期待して、"敢えて"泣く『涙活(るいかつ)』を行っているという人も。

さらには、"号泣することで心の傷を癒やす"といったセラピーも注目されるなど、今や「泣く」ことは、悲しみや苦しみの感情表現にとどまらず、ポジティブなイメージも持たれはじめています。

「泣くとスッキリする」のはなぜ?涙がストレスに効く理由

そんな、プラスの面も併せ持つ「涙」ですが、そもそもどうしてストレス解消に効果があるのでしょうか?実はこれ、涙を流す際に、脳から分泌される「コルチゾール」などのホルモンに関係すると言われています。
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コルチゾールとは、ストレスを感じたときに分泌されるホルモンで、本来はストレスから私達の体を守るために備わっているもの。しかし、ストレスを受け続け、コルチゾールの分泌量が増加すると、ホルモンバランスが崩れ、ストレスに対抗できなくなってしまいます。
そこで威力を発揮するのが、ずばり「涙」。

私達が泣くとき、実はこうしたストレス物質も、涙と一緒に排出されているのです。中には、「涙1滴には約1週間分のストレス物質が含まれている」という説まであるほど。

残念ながら、目に異物が入って涙が出るような場合はこのような作用は期待できませんが、悔しさや悲しみ、さらには感動などで"心を動かされて溢れる涙"には、ストレス発散、いわゆる「心のデトックス」効果があると、科学的にも証明されているのです。

泣いて免疫力アップ!?意外と知られていない涙の効能

そんな、ストレスホルモンの増加を抑え、私達の心の健康を守ってくれる涙ですが、実はその他にも意外と知られていない涙の効能があります。

それが「免疫力アップ」効果です。
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私達の体には、外部から侵入した病原体から身を守るために「免疫システム」が備わっていますが、涙を流すことは、こうした免疫システムに関わる物質を活性化させる効果があると言われています。

たとえば、異物が私達の体内へ侵入する入り口となるのが、目や鼻、口など。感染症対策にマスクをするのもそのためですね。これらの場所の粘膜の表面に存在しているのが「IgA抗体」と呼ばれる免疫物質で、侵入してきた病原体にくっつき、それらを無力化する働きがあります。

涙を流すことは、こうした「IgA抗体」の働きを活発にするため、感染症などにかかりにくくする効果が期待できるのです。

また私達の体には、こうした粘膜でブロックしきれなかったウイルスについても、その病原体を攻撃したり、ウイルスに感染した細胞を破壊する「リンパ球」という免疫細胞も備わっているのですが、「泣く」ことで、こうしたリンパ球の活動も高めることができるとされています。

おうちでゆっくり過ごせる今がチャンス!「涙活」で病気に負けない体をつくろう

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