2024年11月6日 更新

ママはどうしたらいい?方程式が存在しない本能『赤ちゃん返り』の対処法

ある程度自分の事が出来る様になったお子さんに訪れる一つの転機『赤ちゃん返り』。実はこれ、誰にでも起こり得るものなんです。いざその場面に直面した時どう乗り越えるかを考えていきます。

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大体3歳前後ともなれば、イヤイヤ期を終え反抗期に突入するかしないか、家族が増えるご家庭もあるでしょう。そんな時に突然訪れる『赤ちゃん返り』。これまでの頑張りを放り投げる様に何もかもをお母さんに求めてくる様になります。

実は成長の過程でも必要な現象でもある『赤ちゃん返り』。一体どんな子が『赤ちゃん返り』をし、どんな『赤ちゃん返り』があるのでしょうか?

赤ちゃん返りって?

一般的に『赤ちゃん返り』とは、それまで順調に精神的にも能力的にも問題なく成長していたお子さんが、急に赤ちゃんの様に自分の事が自分で出来なくなり、甘え、自分よりも大きな存在に頼る様になる事です。

早い場合は1歳前後で起こる場合も見られますが、行動として自立心も見え始める3歳前後の『赤ちゃん返り』は変化が極端で振り回され、周りが疲弊する事もしばしば。

『赤ちゃん返り』は、お子さんの周りの環境の変化や、抱えている不安が引き起こすもので、誰もがわかっている事でしょうが、自分を見て欲しい、急に不安になる心理がそうさせます。

一度なってしまえばその心理を安心させてあげるしかないわけですが、大人はそればかりに専念もしていられません。なので少しでもイライラなく向き合える様に、文字で理解する事から始めるのも一つの手段ではないでしょうか。

『赤ちゃん返り』のタイミング

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新しいことを始める時

習い事であったり、新しい保育園や幼稚園、一定の時間を親と離れて過ごす場面で、緊張や不安が高まり、考えるよりも先に『赤ちゃん返り』をして大人の助けを借りようとします。

下のきょうだいが産まれた(これから産まれる)時

お母さんのお腹に新しい命が宿ってもその目で見ないうちは何もわかりませんが、お産に向けてこれから産まれてくるきょうだいを受け入れる話ばかりになったり、実際に存在を目にしてお母さんの手も意識もそちらにかかりきりになってしまう時に、「自分はもう可愛がってもらえないかも」と言う不安と、「自分ももっとお母さんに甘えたい!」と『赤ちゃん返り』を起します。お母さんに手をかけてもらい意識をこちらに奪おうと求めます。

外で小さな子供と接する時

公園や買い物、園での集団の中で自分よりも小さな子供がお母さんに甘えたりなつく事に反射的に不安を覚え、「小さくないと可愛がられない」と思い込み『赤ちゃん返り』が起きます。この場合きょうだいの時とは違い、その光景を見るのは一定の短い時間になるので、『赤ちゃん返り』現象も単発であったり不規則であったりする様です。

引っ越し、入園、転園などの環境の変化

社会性を理解し始め、自分の社会に繋がりを持つお子さんには環境が途端に変わるとがらりと景色が変わってみえてしまうものです。それまで見知ったり、仲良く過ごしてきたお友達や知人がいなくなるだけで別世界なのですから、当然不安や寂しさを感じます、そして埋め合わせる様に『赤ちゃん返り』が起こるのです。

これまでは、わりと「弟や妹が出来る事で起こり得る現象」とされてきましたが、お子さんがどんな世界を持ちどんな不安を抱くかで、誰でも『赤ちゃん返り』するのです。程度の違いこそあっても、いつでも子供はお母さんや周りの大人の愛情を求めます。
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K K

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