2020年7月30日 更新

【育児あるある漫画】アナフィラキシーの症状が出て救急車を呼んだ妊婦の頃の話⑧

なかなか動き出さない救急車。「赤ちゃんは無事なの!?」前回に引き続き、その不安が渦巻いています!そして今回に限り、初めて公開する過去の話も…。

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…断られたのはこれで何回目だろう。

私は隊員さんの様子から、搬送先がまだ見つけられないことを察しました。
そして聞いてしまったのです。
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隊員さんは少し言いづらそうにしながらも、答えてくれました。

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結構あっさりとした答えでした(笑)
予想はしていたので「やっぱりぃぃぃぃぃ!!?」と思いましたが、ショックでした。


妊婦っていうだけでリスキーなのかな?
リスキーな患者が運ばれてきたら面倒なのかな?
もう夜間やしね、できれば診たくないよね。。。

救急車内で時間が過ぎていく…私の不安は大きくなっていきました。

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このときの私は、救急車なんて呼ばずにタクシー飛ばして救急病院に直行してみた方がよかったのでは!?などと考えてしまいました。
救急車には乗っているが特に治療しているわけでも薬が投与されているわけでもなく、ただ座っているだけの自分。
そんなん家におるのと一緒やん!とも思いました。

過去の出来事・・・

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実は私は、子どもを亡くした過去があります。

この出来事からさらに数年前のこと、私は娘をお腹に授かっていました。しかし臨月に入った頃、緊急帝王切開の運びとなりました。そして、誕生した我が子から産声を聞くことはありませんでした。

そのまま私もICUに入ることになり、一般病棟に移ったタイミングでようやく抱けた娘は、すでに冷たく、かたくなっていたのです。あのときの感覚・感触は忘れたくても忘れられません。
…なので、今回の妊娠は私にとって二回目でした。

妊娠は奇跡。出産なんてもっと奇跡。「母子ともに健康です」なんて、それはもっと大奇跡です。生命の誕生ってそういうことですよね。

だからこそ、「とにかく無事に生まれてきてほしい」…これだけが私の願いでした。

どうしてアナフィラキシー症状が出たのかは分からない。分からないけど、もし、また子どもを失ったら…!!こういう時ほど強く思い出すのは娘の死。こわい想像ばかりが膨らみ、私はおかしくなりそうでした。
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ホニャララゆい ホニャララゆい

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