2020年7月10日 更新

【育児あるある漫画】アナフィラキシーの症状が出て救急車を呼んだ妊婦の頃の話⑤

「アナフィラキシーの症状や!」過去の体験からすぐにそう思いました。それから私の足は自宅に向かうのですが……!?

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私にとって「過去の体験」とは、この話のでも書いていた『初めて発症した日』のことであり、呼吸困難や入院したことでもあるのですが、浮腫だらけになった自分の顔を見てその「過去の体験」が脳内を過ぎりました。

そして、浮腫の症状に遅れて、喉の奥がイガイガする感じ、片頭痛、吐き気が徐々に襲ってきました。

「どうしよう!前回の症状と一緒や!このままじゃまた倒れてしまう!」
もう内心パニックです。
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電車と徒歩でゆっくり帰る予定でしたが、急遽タクシーに乗りました。

『家にアレルギーの薬がある…!それを飲めば大丈夫!』
そう思って急ぎました。

薬とは、アレルギー症状が出た際すぐに飲まなければいけないものです。
家の棚の引き出しにしまってありました。

タクシーに乗っている間も、症状は治まることはありませんでしたが、およそ十分後、当時住んでいた社宅に着きました。



しかし、タクシーを降りてすぐに気づいたのです。
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ハッとしました。

そうだ…私のお腹には今……

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初期ではあるものの私は『妊婦』。

「そうだった。妊娠してから薬は持ち歩かなくなったんだった…」
そう、私は、どうせ妊娠中は飲めないからと、引き出しにしまっていたのです。

タクシーを降りるまでそんなことにも気づけませんでした。
それほど慌てていたのです。そして…、

「やばい。119番しなきゃ…」
自宅前で私はそう思いました。


続く。
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ホニャララゆい ホニャララゆい

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