筆者は昔から肩こりがひどく、家事や仕事をしていると頭が痛くなるほど肩がこってきます。たまに子どもたちに肩たたきをしてもらいますが、やはり根本的な解決にはなりません。
そんなときに役立つのが、誰でも一度は習ったことがある、ラジオ体操です!なぜ筆者が肩こりにラジオ体操をすすめするのか、その理由や体操するときのポイントをご紹介します。
ちなみに、ここで言うラジオ体操とは、「ラジオ体操第一」のことです。ラジオ体操第二でも効果はあると思いますが、動きが激しいので、まずは第一から始めましょう。
肩こりにラジオ体操がおすすめな理由
肩こり解消の体操の種類はさまざまで、youtubeなどでも多くの動画が公開されています。しかし、その体操を覚えることが大変で、体操をする前に面倒になってしまうことはありませんか?せっかく「体操をしよう!」と思い立っても、その体操をする前にやる気が削がれてしまうのです。
しかし、ラジオ体操であればすでに体が覚えているので、思い立ったときにすぐに実行できます。昔のことで忘れてしまったという方でも、動画を見ればすぐに体が思い出すと思います。いろいろな体操やストレッチのやり方を覚えられないという方は、ぜひラジオ体操を活用してみてください。
理由②肩周りを動かす体操が多い
ラジオ体操第一は、腕を上げたり回したり、肩周りの筋肉を動かす体操が多いです。そのため、しっかり体操すると、凝り固まった肩の筋肉が自然にほぐれます。また、上半身だけでなく、腰回りなどの筋肉も一緒にストレッチできるので、体全体をほぐすことができます。
理由③子どもと一緒に体操できる
ラジオ体操は子どもたちも学校で習うため、一緒に体操することができます。「一緒に体操しよう」と声をかけても動こうとしない子どもたちですが、ラジオ体操の音楽が流れてくると、何も言わなくても一緒に体操をやり出します。我が家の子どもたちは普段から運動不足なので、ラジオ体操で少しでも体を動かしてくれて助かっています。
理由④時間がちょうど良い
肩こり解消のストレッチ方法などを見ていると、「左右10回ずつを1セットで、最低5セット」というように、結構な回数が設定されていることがあります。筆者も最初は頑張ろうと気合を入れて始めるのですが、すぐにイヤになって続かなくなってしまいます。
しかし、ラジオ体操は1回約3分なので、無理なく続けることができるのです。また、音楽が流れるため、黙々と体操をするよりも時間が短く感じます。動きもそこまできつくないので、他の体操よりも続けやすいと思います。
ラジオ体操をするときのポイント
ポイント①まずはゆっくりと行う
一度ラジオ体操をしてみるとわかりますが、音源通りの速さで行うと体がついていかないことがあります。日頃から運動している方は大丈夫だと思いますが、筆者のように普段あまり動かない方は、速すぎると感じることがあるかもしれません。
運動に慣れていない方は、まずはゆっくりとした動作で行うようにしましょう。ラジオ体操の音楽はすでに覚えている方も多いと思うので、頭の中で音楽を思い出しながら、自分のやりやすい速さで行ってください。どうしても音源を流したいという方は、再生速度を少し遅くするのがおすすめです。