2021年12月7日 更新

その消毒の仕方で大丈夫?手洗いは十分出来ている?もう一度親子で確認しよう!日頃の感染症対策

日々、生活の一部となった手指の消毒や手洗い。毎日欠かさずやっているけれど、そのやり方本当に正しいですか?流れ作業で軽くこなしていませんか?ぜひ、正しいやり方をご家族皆で再確認してみましょう!

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一時期に比べ、新型コロナウイルスの感染状況も落ち着きつつあります。このままの状態が維持される事を願いたいのですが、変異株の登場など懸念される事があり、まだまだ感染症対策も怠らないように気を引き締めたいところです。
さて、スーパーなどのお店や病院、学校などの至る場所で「消毒液」が設置されていますが、皆さんきちんと消毒されていますか?手洗いと同様に日常化した「手指の消毒」。よくよく見ると、手のひらだけに消毒液を塗っていたり、少ない量で軽くこすり付けているだけ、なんて方も見かけたりします。また、落ち着きつつある環境のせいか消毒せず行ってしまう方も…。
これからの季節、心配なのは新型コロナウイルスだけではありません。例年寒い時期に流行するインフルエンザなどの感染症の流行も控えています。感染が落ち着いている、また感染症対策に慣れてきて気が緩む今だからこそ、きちんとした「消毒液の使い方」をおさらいしてみませんか?そして、「手洗いの仕方」もご家族で見直してみませんか?

手指の正しい消毒の仕方

毎日行っている手指の消毒。でも、やっているつもりでも実は塗り残しがあったりなど十分に消毒が出来ていない場合もあるんです。正しい消毒のやり方をチェックして見てみましょう!
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花王衛生科学研究センター 研究データから知る「花王 衛生科学情報」 手指の消毒剤を正しく使う

アルコール手指消毒剤による手指消毒

消毒液を適量を手のひらに受け取ってから消毒をするのですが、皆さんはこの「適量」がどの程度あればいいのかご存じでしょうか?

自動タイプではない、ポンプ式の消毒液ではしっかり最後まで押し切って1プッシュ(約3ml)。ジェルタイプであれば1~2プッシュ(約1ml)は必要と言われています。もちろん、手の大きさには個人差があります。そして消毒液の商品などでは、1プッシュの量が異なることもあると思います。

分かりやすい消毒液の「足りていない目安」としては、手指をこすり合わせて10秒から15秒程度で乾いてしまう量では不十分であるいうことが言えるそうです。WHOでも手指の消毒に関しては「20秒~30秒」を推奨しています。すぐに乾いてしまう程度だと、もう1プッシュ追加する必要があるという事になりますね。

お買い物などで店内を訪れた際、病院や学校・幼稚園・保育園、職場などで、日常化した手指の消毒が流れ作業のような形になってはいませんか?実を言うと、筆者も爪や手首まで細かくやっていなかったことに気付き、反省しました。手のひら・手の甲・指の間を塗りこめていれば大丈夫!と安心しきっていました。

気付けたからこそ、今ではしっかり消毒液を出して全体的にしっかりと塗り込んでいます。そして、保育園のお迎えや買い物先でふと周りを見渡してみると、ここまでしっかり消毒をされている方が実は少ない事に気が付きました。皆さんはいかがでしょうか?

急いでいる時など、早めに手が渇いて欲しい思いも出てきてしまいますが、今一度家族で意識しながら、再確認していきたいですね!一人ひとりがすぐに出来る感染症対策ですので、気を抜かずに続けましょう。

手洗いの仕方

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新型コロナウイルスが流行する以前から、皆さん必ず「手洗い」はされているとは思いますが、そのやり方で十分足りていますか?
石鹸液を付けてから10秒ほどで終わってしまうやり方では、十分とはいえないのだそうです。これからの季節は新型コロナウイルスだけではなく、他の感染症にも注意していきたいところです。毎日の大切な事だからこそ、おざなりにせずにしっかりやっていきたいですよね!

一人で洗えるようになったお子さんにも大人が付き添って、一度確認してあげると◎。一緒におさらいしていきましょう。
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レオママ レオママ

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