子どもの具合が悪いとき、どういったものを食べさせてあげたらいいのか迷ってしまいますよね。水分補給はどの症状でも大切ですが、与えるものの種類と与え方には特に気をつける必要があります。今回は、具合が悪いときの飲ませ方・食べさせ方についてご紹介します。
食欲が出るまでは水分と電解質の補給を
まず大切なのは「水分補給」です。吐いたり、下痢をしたり、熱が出たりすると体から水分と電解質が奪われていきます。食欲がない場合がほとんどなので、飲み物でしっかり水分補給をしましょう。
消化・吸収を助ける調理方法を
回復に必要な栄養素は、糖質(炭水化物)・ビタミン・ミネラル・タンパク質です。調理のポイントは「離乳食の固さを少し戻す」です。おかゆなら5倍がゆからスタートしましょう。
<便秘のときは例外>
便秘のときは便の量を増やしたいので、消化・吸収がいいものよりも、食物繊維を多く含むイモ類や海藻類など消化しづらいものを。
<便秘のときは例外>
便秘のときは便の量を増やしたいので、消化・吸収がいいものよりも、食物繊維を多く含むイモ類や海藻類など消化しづらいものを。
症状が治まったら普通の食事に戻す
下痢の症状がある場合、絶食させたり、おかゆだけを食べさせることがすすめられていましたが、現在は早めに普通の食事に戻したほうが症状の改善にいいといわれています。
まとめ
基本的に、食欲がないときには無理に食べさせないことが大事です。ただ、発熱・下痢・嘔吐などがある場合は、体内の水分が奪われやすいので、食欲がなくても水分補給はこまめに行いましょう。