いろいろな割合で食べ比べてみた結果
・米1合+もち麦50g
まずは、基本の3割麦ご飯です。炊き上がりを見ると、明らかにもち麦の茶色が目立っていました。匂いは、白米よりも大麦独特の匂いが勝っています。食べるともち麦の食感がかなり強く、ご飯1杯食べ終わる頃には顎が疲れるほどでした。
しかし、少量でも満腹になったので、ダイエットなどに利用するには良さそうです。味は食べられないことはありませんが、やはり白米ほどは美味しく感じませんでした。まずいというわけではないのですが、毎日食べていると飽きそうです。
・米2合+もち麦50g
次に白米を2合に増やし、1.5割麦ご飯にしてみました。1合増やしただけでも大麦のクセがだいぶ減り、かなり食べやすくなりました。それでもまだ匂いは強く感じますが、1合に比べればずっとマシです。白米が増えた分歯ごたえも少し和らぎ、食べていて顎が疲れることもなくなりました。このくらいの味と食感であれば、毎日食べ続けられると感じました。
・米3合+もち麦50g
さらに米を1合増やすと、大麦の味や匂いはほぼ気にならなくなりました。味も白米のほうが強いので、麦の味が気になる方でも食べやすいと思います。ただ、もち麦のプチプチ感は少なくなり、食べていて少し物足りなく感じました。
もち麦の味や匂いが苦手な人であれば、このくらいの割合から始めると良さそうです。食べ慣れてきたら、少しもち麦の割合を増やしても良いでしょう。
・米4合+もち麦50g
最後に、白米4合ともち麦50gで炊いてみました。さすがにこれはほとんどもち麦を感じず、入れている意味がないように思いました。たまに「プチっ」と感じることもありますが、ほぼ白米です。せっかくもち麦を入れてもあまり効果がなさそうなので、ここまで白米を増やすのはおすすめしません。
いろいろな割合で食べみた結果、個人的には「白米2合+もち麦50g」が一番良さそうだと感じました。「白米1合+もち麦50g」は体には良さそうですが、人によっては続けるのが難しいと思います。白米を2合にすると食べやすくなる上に、もち麦の食感もしっかりと感じます。
逆に2合よりも白米を増やしてしまうと、もち麦を入れる意味が薄れてしまいます。ただ、「白米3合+50g」くらいならまだ許容範囲かなと思うので、食べられるかどうか不安な方は、このくらいから試してみると良いでしょう。
まとめ
ただ、白米を増やせば増やすだけ、食物繊維の摂取量も減ってしまいます。栄養と食べやすさのバランスを取りながら、一番食べやすい割合を探ってみてください。