女性に多いお悩み「便秘」。便秘には個人差がありますが、日本消化器病学会の慢性便秘症診療ガイドでは、排便回数が週3回未満の方や、排便時に強く息む、残便感や便が肛門に詰まる感じがするなどの症状がある状態を“便秘の可能性がある”としています。
便には腸内環境、腸の動きの様子、生活習慣や食事などが大きくかかわるといわれています。そこで今回は、今日からできる便秘の予防・改善対策について調べました。
便には腸内環境、腸の動きの様子、生活習慣や食事などが大きくかかわるといわれています。そこで今回は、今日からできる便秘の予防・改善対策について調べました。
食物繊維を積極的にとる
食物繊維には、水分を保持して便を柔らかくする「水溶性食物繊維」と、便のかさを増し便を出しやすくする「不溶性食物繊維」があります。下記の食品を参考にどちらもバランスよくとりましょう。
【水溶性食物繊維】
りんご、海藻類、寒天、こんにゃく、きのこ、キャベツ、ごぼう、大根、アボカド、納豆など
【不溶性食物繊維】
ごぼう、玄米、雑穀類、いも類、豆類、きのこ、たけのこなど
りんご、海藻類、寒天、こんにゃく、きのこ、キャベツ、ごぼう、大根、アボカド、納豆など
【不溶性食物繊維】
ごぼう、玄米、雑穀類、いも類、豆類、きのこ、たけのこなど
腸内環境をととのえる
腸内環境を整える働きのある食物繊維のほか、ヨーグルトや納豆、味噌、ぬか漬けといった「発酵食品」をとりましょう。
水分をこまめにとる
便秘の原因のひとつである、便が硬くなってしまうことを防ぐためにも、普段からこまめな水分補給を心がけましょう。
朝のごはんとトイレを習慣にする
個人差はありますが、一般的には朝食をとると胃腸が動き出し、朝食30分後に排便が起こりやすいといわれています。「朝食をとる⇒トイレに行く」という毎日のリズムを作りましょう。