2024年2月10日 更新

モンテッソーリ教育には合わない子がいる?我が子が門前払いされた体験談

将棋の藤井聡太さんの活躍により、一躍有名になったモンテッソーリ教育。しかし実際には「合う・合わないがある」という声も聞かれます。今回は、筆者の体験を踏まえ、モンテッソーリ教育が合わない子について解説します。

モンテッソーリ教育は家で実践してもいい

モンテッソーリ教育の生みの親であるマリア・モンテッソーリの著書では、「親は何もしないでください。」と主張していることがわかります。

モンテッソーリ教育を受けていたという有名人は多くいますが、モンテッソーリ教育は英才教育ではありません。


モンテッソーリ教育で一番大切なのは、先回りしたり、指示を出してなんでも与えることではなく、自分で答えを見つけられるよう導き、子ども自身が人生の主人公でいられるように、保護者がサポートしてあげることなのではないかと思います。


つまり子どもが日常生活の中で自立を学び、学びたい!自分で何かを達成したい!という自然欲求を満たしてあげることが真の目的であって、その結果として、GoogleやAmazonの創設者や元大統領といった、優秀な人材が育っていくのではないかと思います。

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モンテッソーリ教育では、包丁を使ったご飯作りやアイロン掛けなど、2~3歳の幼い頃から様々な挑戦を促す環境が用意されています。 教具も、子どもの興味に合わせて自由に使い、飽きたら別のものに変えても良いという自由度の高い教育法です。

つまり、モンテッソーリ教育を自宅で保護者が実践するなら、子どもが興味を持てる環境を整えてあげるだけで十分であり、大人があれこれ手を出さないように気を付けてあげるだけで良いのではないかと思います。

具体的方法や声掛けについては、以下の国際モンテッソーリ協会認定教師の方の本も大変参考に参考になりました。

モンテッソーリ教育に「合わない子」はいる?まとめ

以上より、モンテッソーリ教育に「合う・合わない」という言葉そのものが適していないということがわかりました。

先のモンテッソーリ団体スタッフの方も、個人の見解としつつも「育児に『合っている』かどうかはなく、それぞれに個性のある親と子の交わりが大切です」とのことでした。

もしモンテッソーリの保育園や塾が合わないかも…と感じたら、モンテッソーリ教育とはそもそも何なのか、今回ご紹介した本をぜひ手に取ってみてください。

「モンテッソーリ教育」という言葉に踊らされてあれこれ教室を尋ねるよりも、モンテッソーリ教育の根底にある考え方について知ることができると、親も子も変わってくるのかもしれませんね。

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