2024年4月17日 更新

臨月でコロナに感染した私のリアルな体験談!不安な妊婦さんに伝えたいこと

臨月でコロナ陽性になった筆者の体験談。ワクチン接種の効果はあったのか?赤ちゃんへの影響は?そして、出産までの隔離生活をどう乗り越えたのか?私が経験したリアルな話をお伝えします。

感染症法上の位置づけが5類に移行し、少しは落ち着いてきたように思える新型コロナですが、まだまだ油断はできません。筆者は臨月になってコロナ陽性になってしまいました。

 赤ちゃんに影響はあるのか?
 ワクチンは摂取していたのか?
 隔離期間はどれくらい?


筆者の体験談を基に、臨月でのコロナ陽性期間どのように過ごしたのか書いていきたいと思います。

36週目のPCR検査で「陽性」が判明

私の通うクリニックでは、臨月に入る36週にPCR検査を妊婦検診時に受けることになっていました。
36w5dの検診前にPCR検査を受けたところ、まさかの「陽性」…。

クリニックから保健所に届け出がなされ、保健所からも連絡が来ました。

保健所からの連絡

自宅隔離を予定していた私ですが、隔離期間中に37週に入り正期産となりました。そのため、いつお産になってもおかしくない状況です。

私の通うクリニックではコロナ患者の出産は受け入れていなかったので、隔離期間中に陣痛・破水が起きた場合は救急車を呼んで受け入れ可能な病院を探さなければなりません。

しかし、どこの病院もひっ迫しているため受け入れ先が見つからない可能性もあり、産気づいてから出産できる病院を探すのでは手遅れになる可能性もあります。
「念のため事前に入院しましょう」と保健所からの提案がありました。

コロナの症状は?

不幸中の幸いにも、家族も私も軽い喉の痛みだけで熱もなく、ずっと元気でした。私は鼻水・鼻詰まりの症状もありましたが、普通の風邪のような感じでした。

私の場合は軽症で済みましたが、妊娠中のコロナ感染は決して楽観できるものではありません。国立成育医療研究センターのホームページによると、妊娠中にコロナに感染すると、以下のようなリスクがあると言われています。

  • 妊娠中はコロナ感染による重症化のリスクが高い可能性がある
  • 妊娠に伴う心肺機能や内分泌機能の変化、血液凝固能の亢進などが重症化に影響するかもしれない
  • 高齢、肥満、喫煙、高血圧・糖尿病・喘息などの基礎疾患を持つ妊婦は特に注意が必要
  • 妊娠後期に感染した場合、帝王切開となる可能性がある
  • 我が家の場合、子どもはまだ2才なのでワクチンは未接種でしたが、夫は3回、私は4回のワクチンを接種していました。ワクチンを接種していたことも軽症で済んだ理由かもしれません。
    ※参考:妊婦さんの新型コロナウイルス感染症に関するFAQ|国立成育医療研究センター(https://www.ncchd.go.jp/hospital/about/section/perinatal/bosei/covid_bosei_kusuri.html)

    37週での隔離入院

    自宅隔離であれば通常7日間の隔離。
    しかし入院となると問答無用で10日間の隔離となります。

    私の場合、入院先を保健所に探してもらうのに数日かかったため、陽性判定から3日目での入院となり、入院生活は丸7日間となりました。

    元々の自宅隔離期間の7日間は上の子も保育園をお休み、夫も濃厚接触者となり仕事を休み、上の子と共に自宅療養。私だけ途中から隔離入院となりました。

    「陰性」なのに退院できず…

    夫と上の子は共に7日目に自宅で検査キットをしたところ「陰性」。
    私はまだあと3日間の入院期間が残っており一人、隔離されていました。

    この時点で私も念のため検査キットをしたところ「陰性」でしたが、病院の方針で「陰性陽性にかかわらず、入院した時点で10日間の隔離がルール」とのことで退院は叶いませんでした。

    ついに38週で退院

    隔離ルールである10日間が経過し、38週で退院。退院した翌日には一週遅れで妊婦健診に行きましたが、お腹の赤ちゃんには何も問題はありませんでした。

    隔離入院先は保健所の指定でしたが、産気づくこともなく無事に退院できたので今まで通っていたクリニックで出産ができることになりました。
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    にゃー にゃー

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