幼児期に身に付けておきたい『空間認識能力』ってなに？低いと困る5つの特徴 (page 2)

２つ目は『整頓上手になることで時間の使い方も上手な人になってほしい』という願い

目の前の空間を上手に整頓できるようになることは、時間を効率よく使えることへ繋がると考えます。

目の前の空間を見て物を片付けるためのスペースを見つけることができることは、限られた時間の中で自分がしたいことをするための「時間のスペース」を見つけることができることと同じではないでしょうか。

1日はすべての人に平等で24時間です。この24時間で、『しなければならない事』と『したい事』をスムーズに行うためには『時間の整理整頓』が必要です。

これができる人は、効率的に物事を進めて自分の夢をスムーズに叶え、豊かな人生を歩むことができる人だと考えます。だからこそ、自分の子どもにも身に付けてもらいたい！そう思うのです。

最後に。

子どもたちは大きくなり、様々な仕事をして自立をしていきます。
空間認識能力が重要とされる職業でよく例に上がるのは、

建築家

インテリアデザイナー

エンジニア

パイロット

スポーツ選手

芸術家や彫刻家

調理師やパティシエ

などで、これらはまさに『空間』や『配置』を把握することが重要とされることが想像するだけでよく分かります。しかしながら、どんな職業であっても、そして普段の日常の生活の中であっても、空間認識能力が役立つ場面が多く存在しています。

今目の前にあるものがどんな状態にあるのか、まずは親である私たちが、見慣れた日常の光景を当たり前だと思わずに興味をもって見て感じることから始めてみるのはいかがでしょうか。

次回の記事では「空間認識能力を鍛える方法」をご紹介します。
この能力を高く身に付けて、多くの子どもたちに楽しくて豊かだと感じる人生を送ってもらいたいと、心から願っています。