2019年10月7日 更新

子育てが辛い・・・そう感じてしまう本当の理由って?「私はこれで疲れました」子どものストレス事案実録

自分の気持ちに余裕が無い時、「私は何をしているのか・・・」そう思ってしまった経験はありませんか?子どものどんな行動にイライラして、どうしてイライラしてしまうのか。経験談を交えながら、紐解いていきます。

時たま押し寄せてくる、「子育て投げ出したい」の波。
いつも通り生活しているだけなのに、何故かイライラモヤモヤ。

そんな時、他のママは優秀で完璧に見えて「自分は何をやってるんだろう・・・」と落ち込んでしまいがちですよね。

悪循環になる前に、自分自身の気持ちの在り方を見つめ直していきましょう。

私はこれで疲れました。子どものストレス事案実録

子育てって、何をしていても目が離せないですよね。
どう動けばスムーズに事が進むのか考えたりしても、子どもはその計画を見事に台無しにしてくれます。

夜眠る前に、今日一日自分が何をしていたのかよく覚えてない時すらある程。
「子どもって、ママをイライラさせる天才」
実際私には、そこまで思ってしまう時期がありました。

では、子育てをしていて一体どういった点でイライラしてしまいがちなのか。
いくつか事案を挙げてみます。

よくありがちなものばかりですが、皆で共有すれば心がスッと軽くなるかも。
ストレス事案①:ご飯を食べてくれない

お肉、お魚、野菜など、栄養バランスを考えて作る毎日の食事。時には、レシピ本やWebサイトで調べながら作る時もありますよね。自分なりに一生懸命考えながら作った食事を、食べてくれない。

試しにお惣菜やレトルト食品をお皿に盛り付けてみると、意外とパクパク食べる・・・。「美味しくないのかな」と味付けを変えてみたりしましたが、あまり効果は無し。そんな時、よくストレスを感じてしまっていました。
ストレス事案②:ご飯で遊び出す

いざ食べてくれた!と思うのも束の間、今度はご飯で遊び出してしまう始末。ご飯粒を手の平でニギニギ・・・ミニトマト、床にポイッ・・・スープをスプーンでぐちゃぐちゃ・・・最後に、全部ガッシャーン。テーブルや床に散らかった食べ物たちを片付けながら、「何のために毎回作るのか」と涙が出てくる時もありました。
ストレス事案③:さまざまなものを散乱させる

テーブルや床に散らかるのは、食べ物だけではありません。しばし目を離した隙に、床キズ防止のマットが剥がされていたり、ティッシュやおしりふきの中身がご丁寧に全て出されていたり。

父と母が実家から精米して持ってきてくれたお米が散乱していたこともありました。掃除機で吸うわけにもいかず、手でかき集めるにも果てしない作業。

大切にしていた本は破られ、ペンでぐりぐり落書きされ。参りました。
ストレス事案④:よりによって危険な所へ立ち向かう

自分で動けるようになってくると、子どもは好奇心をモリモリと剥き出しにします。机の上や段差に上り、あわよくばそこからジャンプ。あらゆる角にも容赦なく立ち向かい、自分で出したおもちゃにつまづいて転ぶ。コンセントや窓の鍵を見つければ、ガチャガチャと触りに行く。

当時我が家はアパートの三階に暮らしていたので、何かの拍子に窓の鍵が開いてしまわないかヒヤヒヤ。いつでも気を張っていなくてはならない状況に、そわそわイライラしていました。
ストレス事案⑤:おしっこ→オムツ交換→直後にうんち

おしっこが出ていたのでオムツを交換して、サッパリしたねと声を掛けた直後にブリブリブリ。「ねぇ、わざとなの・・・?」と思わず口に出してしまうくらい、よくあることでした。

家で過ごしている時には「また交換すればいい」くらいにしか思わないのですが、イライラしてしまうのが、出かける直前や出先でこれをされてしまうこと。仕方ないとは頭で分かっているのです。子どもだって、わざとじゃない。

ですが、「やっと出発出来ると思ったのに・・・」「やっと交換したのに・・・」と、どうしても思ってしまっていました。
ストレス事案⑥:なかなか眠ってくれない

こんな風に一日が過ぎ、さて、ようやく寝る時間。「子どもが眠ったら溜まっている家事をしよう」「ちょっとおやつでもつまもうかな」「ネットショッピングのサイトでも見よう」と、時間の使い方を想像して胸を躍らせてみるのですが、これがなかなかうまくいかない。

やりたい放題遊んで疲れているはずなのに、とにかく寝てくれないのです。少しでも早く寝てくれるかな、と抱っこをして寝かしつけを試み、寝てくれた!と思って布団の上に乗せる時に目がパチッ。いわゆる、「背中スイッチ」です。

抱っこじゃ駄目かと諦めて布団の上で粘ると、いつのまにかこちらの方が先に寝てしまい、結局家事ややりたいことは溜まりっぱなし。個人的になのですが、一番辛かったのがこの事案です。

どうしてイライラしてしまうのか。本当の理由はコレ。

子どもとは、本当に読めない行動をします。それは、毎日繰り返される行動であったり、思いがけない行動であったりとさまざま。

それでも、心から楽しそうに笑っている顔や、すやすやと気持ち良さそうに眠っている寝顔を見つめると、どうしてイライラしてしまうのかと考え込んでしまうことはありませんか?

「もしかして、私子どもが可愛くないのだろうか。」

そんなことをぐるぐると考えているうちに、ふと以下のような答えが浮かんできたのでした。


・自分のやりたい事を、自分のタイミングで達成することが出来ない
これは、「『今日はこれをしよう』と思っても計画通りにいかなかった」というざっくりとしたことだけではありません。

例えば、トイレに行きたいと思っても我慢し続けて、子どもが機嫌良く遊んでいるうちに、さあ今のうち!と急いで行かなければならないこと。椅子に座って、ご飯をゆっくり食べることが出来ない。お風呂にゆっくり浸かることが出来ない。しっかり眠ることすら難しい。

洗濯も、掃除だって、中途半端で終わらせなければいけなかったり。

そんな、今まで当たり前に出来ていた日常の小さなことを、ママは自分のタイミングで行うことが難しくなります。

先程例に挙げたストレス事案においても、結局のところ、「自分のタイミングで動けない」というストレスが大きく関係しているのです。
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この記事のライター

梅田ミズキ 梅田ミズキ

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