空間認識能力を楽しみながら身につけよう。
前回の記事で、空間認識能力とは【人や物の形や大きさ、今ある位置や速さ、人や物がどのような状態にあるかを正確に捉える能力のこと】とお伝えしました。
物体や場所の位置、そこまでの距離や関係を理解したり、それらを記憶して、なにか起きた時にその記憶を呼び起こして問題を解決するなど、私達が普段の生活で自然に行っている行動とも言えます。
この能力が高いと、身体能力が高い傾向があると言われています。子どもがスポーツをしている、というママやパパにもぜひ読んでいただけるとうれしいです。
さっそく、親子でできる『空間認識能力』を楽しく鍛える簡単な方法を4つご紹介したいと思います。
物体や場所の位置、そこまでの距離や関係を理解したり、それらを記憶して、なにか起きた時にその記憶を呼び起こして問題を解決するなど、私達が普段の生活で自然に行っている行動とも言えます。
この能力が高いと、身体能力が高い傾向があると言われています。子どもがスポーツをしている、というママやパパにもぜひ読んでいただけるとうれしいです。
さっそく、親子でできる『空間認識能力』を楽しく鍛える簡単な方法を4つご紹介したいと思います。
鬼ごっこ
鬼ごっこは、「空間認識能力」と一緒に「基礎体力」も養うことができる最高の遊びです。
鬼も逃げる人も、相手との《距離感》やその人の足の《速さ》、進む《方向》を瞬時に適切に判断しながら走り回ります。そこに障害物がある時は、なお複雑な判断が必要になると思いますが、鬼ごっこをしている時にわざわざそんなことを考えて遊んでいる子どもはいませんよね。それでも自然と"空間認識能力"が鍛えられているのです。
我が家では鬼ごっこと同じような遊びで、海の"波"で遊ぶことがあります。波打ち際に立って、波から逃げたり、引いていく波を追いかけたりします。子どもたちはたまに濡れてしまいながらも、楽しそうに何回も波と追いかけっこをして遊んでいます。
自然は言葉なくして様々なことを教えてくれる最高の先生ですね。
鬼も逃げる人も、相手との《距離感》やその人の足の《速さ》、進む《方向》を瞬時に適切に判断しながら走り回ります。そこに障害物がある時は、なお複雑な判断が必要になると思いますが、鬼ごっこをしている時にわざわざそんなことを考えて遊んでいる子どもはいませんよね。それでも自然と"空間認識能力"が鍛えられているのです。
我が家では鬼ごっこと同じような遊びで、海の"波"で遊ぶことがあります。波打ち際に立って、波から逃げたり、引いていく波を追いかけたりします。子どもたちはたまに濡れてしまいながらも、楽しそうに何回も波と追いかけっこをして遊んでいます。
自然は言葉なくして様々なことを教えてくれる最高の先生ですね。
積み木
積み木は、おもちゃの定番ですね。積み上げたり並べたりして手先の感覚を育てる遊びとしてももちろん素晴らしい遊びです。
作りたいものを頭の中で《想像》して立体にしていく作業は、どのような形の積み木を組み合わせれば良いのかを考え、時には正面からは見えないところにも積み木があることを知るなど、「想像力」や「空間認識能力」を身につけることができる、とても簡単で楽しい遊びです。
作りたいものを頭の中で《想像》して立体にしていく作業は、どのような形の積み木を組み合わせれば良いのかを考え、時には正面からは見えないところにも積み木があることを知るなど、「想像力」や「空間認識能力」を身につけることができる、とても簡単で楽しい遊びです。
キャッチボール
キャッチボールと書きましたが、まだ小さい子どもの場合は"転がす"動作でももちろん大丈夫です。
相手の手に届くようにするためにはどのくらいの強さで投げたら良いのか、相手が投げたボールを取るためにはどこで構えていたら良いのか、どのように体を使ったら良いのか、そういった空間で起こる疑問を瞬時に判断して体を動かさなくてはなりません。これが空間認識能力を高めてくれるのです。
子どもとキャッチボールをする方はたくさんいらっしゃると思いますが、このような能力が高められることを意識しながら遊ぶことで、いつもとは違った時間を楽しめるのではないでしょうか。
相手の手に届くようにするためにはどのくらいの強さで投げたら良いのか、相手が投げたボールを取るためにはどこで構えていたら良いのか、どのように体を使ったら良いのか、そういった空間で起こる疑問を瞬時に判断して体を動かさなくてはなりません。これが空間認識能力を高めてくれるのです。
子どもとキャッチボールをする方はたくさんいらっしゃると思いますが、このような能力が高められることを意識しながら遊ぶことで、いつもとは違った時間を楽しめるのではないでしょうか。
物語を聞く
あえて"絵本"と書かなかったのは、【絵を見ないで聞く】ことが大切だと考えるからです。
物語を耳だけで聞くことで、子どもたちはそれぞれの風景や人、起こっている出来事を自由に想像します。
その想像に正解も間違いもありません。物語が終わったらその想像した風景などを子どもに聞いて話してもらったり、または絵にしてもらうのも、楽しく空間認識能力を鍛えてあげることができる遊び方だと思います。
物語を耳だけで聞くことで、子どもたちはそれぞれの風景や人、起こっている出来事を自由に想像します。
その想像に正解も間違いもありません。物語が終わったらその想像した風景などを子どもに聞いて話してもらったり、または絵にしてもらうのも、楽しく空間認識能力を鍛えてあげることができる遊び方だと思います。