2023年11月24日 更新

幼児期に身に付けておきたい『空間認識能力』ってなに?低いと困る5つの特徴

『空間認識能力』って聞いたことはあるけど、どんな能力のことだろう?この記事では、空間認識能力が低い人の特徴と、空間認識能力を身に付けることで起こるメリットについて書いていこうと思います。

空間認識能力で子どもの人生の幅を広げたい!

 (366836)

【空間認識能力】って聞いたことはありますか?

筆者は子育てを始めて、子どもの教育について考えていた時に始めて知りました。

調べれば調べるほどとても大切な能力で、『この能力を高めてあげることができたらきっと子どもの人生の幅も広がるだろう!』と感じたほどです。

やはり幼児教育でもこの能力は大切にされていて、身につけるための訓練を様々な教室が取り入れています。

この記事では、【空間認識能力】を高めることはなぜ良いのか、どんなメリットがあるのかを書いていきたいと思います。

読み終えたあとに、

『どうしたら鍛えられるのだろう?』
『うちの子にも空間認識能力を身に付けてあげたい!』


とたくさんのママに感じていただけたらうれしいです。

空間認識能力ってなんだろう?

 (366835)

空間認識能力とは、人や物の形や大きさ、今ある位置や速さ、人や物がどのような状態にあるかを正確に捉える能力のことです。

物体や場所の位置、そこまでの距離や関係を理解したり、それらを記憶して、なにか起きた時にその記憶を呼び起こして問題を解決するなど、私達が普段の生活で自然に行っている行動とも言えます。
でも、「どうしてこの能力が大切なのかよく分からない…」そう感じる方もいらっしゃると思いますので、次は、空間認識能力が"低い人"を例にこの能力の大切さと可能性について書いていきたいと思います。

空間認識能力が低い人ってどんな人?

 (366839)

空間認識能力が低い人に多いと言われる特徴を紹介したいと思います。もしかしたら当てはまる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

①地図の読み取りが苦手
地図や平面図をなかなか理解できない。物体や場所の位置関係を正確に理解することが難しくて、道路や建物の配置を理解するまでに時間がすることかかる。

②迷子になりやすい
新しい場所に行く際に方向感覚が弱く(方向音痴とも言います)、道に迷いやすい。
特に分かりやすい目印などがないと目的地までたどり着けない。

③3D空間の認識が難しい
物体や場所の3次元と呼ばれる立体的なイメージを持ちづらい(平面図から立体図が想像できないなど)。

④整理整頓が苦手
物の配置や収納の最適な方法を見つけることが難しく、スペースの効果的な活用が苦手。

⑤よく人や物にぶつかる
距離感を正確に把握することが苦手で、人や物にぶつかったり交通事故に遭ったことがある。

これらの特徴は、決してすべての人に当てはまるわけではありませんが、一般的に空間認識能力が低い方によく見られる特徴と言われています。

"空間認識能力が低い人の特徴"からわかったこの能力の大切さと子どもの可能性とは。

 (366842)

ここまでお読みいただいて、なにか感じることはありましたか?

今現在子育てをしている筆者は、空間認識能力が低い人の特徴を知ることで、子どもたちにたった2つのことだけを願って「この能力を鍛えてあげたい!」と思いました。

1つ目は、『安全に生活をしてほしい』という当たり前の願い

単純に、怪我などせず事故にも遭わずに日常を送ってほしい、親であれば誰しもがこう願っていると思います。空間認識能力の【物の配置や距離感を正確に把握できる】ことは、怪我防止や事故防止に繋がります。

例えば、人や車が自分に近づいている時、なにかが上から落ちてきそうだと気付いた時、その瞬間に、その人や物(車など)とどのくらいの距離があるのか、どのくらいのタイミングでどのように動いたら避けることができるのかを正確に判断できることは、自分自身の身を守る上でとても大切です。

空間認知能力を高めることは、その場で適切な行動を取るために『今必要な情報』を素早く把握できる能力とも言えるのではないでしょうか。
24 件

この記事のライター

racco. racco.

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧