▶︎発症してから24時間経過すると危険な「腸重積」
via life-note.net
腸重積が起こると折り重なった腸が閉塞し、その先の腸に血液が流れなくなって一部が壊死してしまうおそれが出てきます。危険な病気なので腸重積が疑われる時はすぐ病院へ連れていかなければなりません。
腸重積は腸が重なる時に起こるお腹の激痛、嘔吐、下痢を伴い、次のような特徴があります。
・20分くらいの感覚で腹痛が起き、その度に火がついたように激しく泣く
・痛みがおさまると泣き止んでケロッとしている
・腹痛の度に嘔吐する
・イチゴジャムのような真っ赤な粘血便が出る
・右上の腹部を押すとしこりがあり、痛がって泣く
腸重積は発症してから24時間以内に治療しないと命に関わることもあります。腸重積が疑われる場合は至急、赤ちゃんを病院へ連れていってください。
腸重積は腸が重なる時に起こるお腹の激痛、嘔吐、下痢を伴い、次のような特徴があります。
・20分くらいの感覚で腹痛が起き、その度に火がついたように激しく泣く
・痛みがおさまると泣き止んでケロッとしている
・腹痛の度に嘔吐する
・イチゴジャムのような真っ赤な粘血便が出る
・右上の腹部を押すとしこりがあり、痛がって泣く
腸重積は発症してから24時間以内に治療しないと命に関わることもあります。腸重積が疑われる場合は至急、赤ちゃんを病院へ連れていってください。
▶︎嘔吐に高熱・頭痛を伴ったら危険な「髄膜炎」を疑って
髄膜炎は、脳や脊髄を保護している「髄膜」に炎症が起こる病気です。細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)とは、ヒブ[インフルエンザ菌b型:Hib]や肺炎球菌(はいえんきゅうきん)などの細菌が、脳や脊髄(せきずい)を包む髄膜(ずいまく)の奥まで入り込んで起こる病気です。ときに命にかかわったり、重い後遺症が残ったりすることもあります。
細菌性髄膜炎と無菌性髄膜炎は共通して次のような症状があります。
・嘔吐を繰り返す
・激しい頭痛
・高熱(38℃以上)
・項部強直(首の後ろが硬直する)
・けいれん
・機嫌が悪い、泣き声が弱々しい
・意識障害 など
子どもの嘔吐・頭痛・高熱がそろったら髄膜炎の可能性があると考えましょう。
細菌性髄膜炎と無菌性髄膜炎は共通して次のような症状があります。
・嘔吐を繰り返す
・激しい頭痛
・高熱(38℃以上)
・項部強直(首の後ろが硬直する)
・けいれん
・機嫌が悪い、泣き声が弱々しい
・意識障害 など
子どもの嘔吐・頭痛・高熱がそろったら髄膜炎の可能性があると考えましょう。
▶︎様子を見て!あまり心配いらない嘔吐
子どもの嘔吐の中には、そんなに心配のいらないものもあります。焦りすぎず冷静に対処してください。子どもの具合を総合的に見て受診するべきか判断しましょう。
①泣いたり笑ったりする刺激で起こる嘔吐
赤ちゃんが泣き過ぎた時にミルクを吐き戻したり、子どもが笑い過ぎたりはしゃぎ過ぎて嘔吐してしまうことがあります。ミルクを飲みすぎたり、ご飯を食べすぎたりした時に起こることが多いです。これは胃に腹圧のかかることが原因です。
②咳に伴う嘔吐
子どもが咳き込んでいるうちに嘔吐してしまうことがあります。気道に絡んだ痰を出そうとして強く咳き込んだため、胃に腹圧がかかってしまうのが原因です。
③便秘
子どもは消化器の機能が未熟なために便秘が起こりやすく、子どもが訴える腹痛のほとんどは便秘が原因になっています。また便秘に伴って吐き気や嘔吐も起こりやすくなります。
④寒暖差
季節の変わり目などは気温差で体調を崩しやすくなっています。感覚神経が未発達な乳幼児であればなおさら、クーラーや暖房を上手に使って体温調節をしてあげてください。寝ている時のお腹の冷えには気をつけましょう。
①泣いたり笑ったりする刺激で起こる嘔吐
赤ちゃんが泣き過ぎた時にミルクを吐き戻したり、子どもが笑い過ぎたりはしゃぎ過ぎて嘔吐してしまうことがあります。ミルクを飲みすぎたり、ご飯を食べすぎたりした時に起こることが多いです。これは胃に腹圧のかかることが原因です。
②咳に伴う嘔吐
子どもが咳き込んでいるうちに嘔吐してしまうことがあります。気道に絡んだ痰を出そうとして強く咳き込んだため、胃に腹圧がかかってしまうのが原因です。
③便秘
子どもは消化器の機能が未熟なために便秘が起こりやすく、子どもが訴える腹痛のほとんどは便秘が原因になっています。また便秘に伴って吐き気や嘔吐も起こりやすくなります。
④寒暖差
季節の変わり目などは気温差で体調を崩しやすくなっています。感覚神経が未発達な乳幼児であればなおさら、クーラーや暖房を上手に使って体温調節をしてあげてください。寝ている時のお腹の冷えには気をつけましょう。
病院受診したほうがいい?
では、どんな時に病院に受診したほうがいいのでしょうか。判断しにくい場合は病院へ問い合わせて指示に従うと安心ですが、基準をご紹介します。
▶︎自宅で様子を見ておく
・1回吐いただけ
・その後はケロッとしている
・すっきりした様子で寝ている
・その後はケロッとしている
・すっきりした様子で寝ている
▶︎受診する
・何度も吐く
・下痢・腹痛・発熱を伴う
・機嫌が悪い
夜中にこのような状態になった場合、翌朝かかりつけ医を受診しましょう。
・下痢・腹痛・発熱を伴う
・機嫌が悪い
夜中にこのような状態になった場合、翌朝かかりつけ医を受診しましょう。